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ホンモロコ孵化の効率的な方法
本記事は素人ながら試行錯誤し結果としてホンモロコを増やせた事を元に記事にしています。
- ホンモロコ孵化時期(室内飼育)
- ホンモロコの孵化に必要なもの
- ホンモロコ孵化に必要な条件
- ホンモロコの最も効率的採卵・孵化だったもの(体験を元に)
ホンモロコ孵化時期
ホンモロコは春の3月23日に一回目の産卵を行いました。
春はこの1回だけでした。
春の稚魚は成長が遅く、大きくなるのに時間がかかってしまい沢山の子が☆になってしまい悲しい結果になりました。
ホンモロコは6月からはほぼ毎日のように産卵を繰り返します。
現段階で5000個ほどの卵を採卵しています。
夏の子は水温が高く成長も早く多くの個体を確保できるチャンスになります。
ただし、屋外では直射日光や水温が高くなり過ぎると「背骨の曲がった」奇形が産まれてしまうので注意が必要です。
ホンモロコの孵化に必要なもの
- 産卵床
- 網 濾す網
- ヒーター
- エアレーション
上記のようなものは無くても出来ますが少しでも孵化させるために用意しています。
産卵床
産卵床は自作で作りました。
メダカの産卵床では数が捌けないだけでなく、産み付ける事が無かったです。
試しに購入しましたが残念な結果でした。
自作で作る場合はこちら↓
網・濾す網
これは産卵床から卵を分離する時に使います。
卵は簡単に取れないようになっているので何回も洗って濾してを繰り返してから孵化させます。
全てダイソーでそろいます。
目の細かい濾し器と少し粗目のざるを重ねて使用します。
重ねて使用する理由は目の細かい濾し器で卵をキャッチし粗目で不要なものを除去するためです。
このようにほぼ除去した状態でないと孵化率が低かったのでこの方法でしました。
孵化率が低かった理由は
「照射が卵まで届かない」「かびが爆増」というものでした。
室内飼育特有かもしれませんが室内で増やしている方は産卵床のまま入れると孵化率は下がる事をお忘れなく。
ヒーター
ヒーターで常に一定の温度を保つことにより孵化率を向上させます。
特に産卵はじめの6月は昼間は暖かく水温が25度はありますが夜は16度くらいの時もあり朝行ったときにかびている事が多々ありました。
そこで一定に保つことの重要性が出てきます。
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エアレーション
必要性は最も低いですがあった方が卵が揺れてカビづらい気がするので自分は入れています。
ホンモロコ孵化に必要な条件
- 日光・照明
- 温度
- メチレンブルー
日光は直射日光は避けて水温は28度以下を目安にしましょう。
対策はすだれ等が有効になります。
メチレンブルーは水カビ病などの魚病薬になります。
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水の傷みを遅らせてくれて孵化率が向上します。
ホンモロコの最も効率的採卵・孵化(体験を元に)
1日の給仕は朝、昼、夕方の3回で体力の回復を行いつつ、産卵に備えます。
自作の産卵床を入れて朝確認します。
確認後、卵を8回程洗い、濾し器で濾します。ほぼ卵のみにしないとカビます。
水道水とメチレンブルーを合わせて濾し器ごと入れます。この時に下には何か空洞が出来るようにしましょう。私はプラスチックの芝生を入れて隙間を空けています。カビ防止ですね。ヒーターとエアレーションを稼働
孵化した針子はすくって別容器で青水で飼育します。この時、青水は濃ゆすぎるとダメ。酸欠で☆になる。
大きくなったら大きめの容器に選別。いじめで弱る可能性あり