こんにちは、くろしろです。
コミックシーモアを中心に、これまで20万円以上漫画を読んできました。
今回紹介するのは、『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』2巻です。
1巻では、家族に裏切られたラースが10年前に戻り、敵国シャリオルトの皇帝・ゼフォンへ嫁ぐ道を選びました。
2巻では、ラースが前世の知識と自らの能力を使い、ゼフォンに価値を示し始めます。
さらに、第4夫人エルザからの嫌がらせも本格化。
しかし、ラースは黙って耐えるような女性ではありません。
この記事では、『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』2巻のあらすじや感想、見どころを紹介します。
※この記事には2巻のネタバレが含まれます。
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』2巻をAmazonkindleで読む
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』2巻を楽天Koboで読む
Table of Contents
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』2巻のあらすじ
2巻は、ゼフォンとラースが食事をする場面から始まります。
ゼフォンはラースの金髪に驚き、その理由を尋ねました。
ラースは、自分が家族からスケープゴートにされていたことや、祖国ベリエで受けてきた扱いについて話します。
しかし、ゼフォンはラースを慰めません。
「劣等種は淘汰され、優等種が繁栄すればいい」
そう言い切るゼフォンに対し、ラースは自分の価値を証明するため、白鯨船の襲撃計画について話し始めます。
一方、ラースがゼフォンと食事をしたことを知った第4夫人エルザは、彼女への嫌がらせを激化。
夜会では取り巻きを使ってラースを転ばせようとし、さらにグラスを投げつけて頬に傷を負わせました。
しかし、ラースはすぐに報復します。
ヒールで取り巻きの足を踏みつけ、エルザの服を裂いたのです。
女性が自分で報復する姿を見たゼフォンは、ラースに強い興味を持ち始めます。
ゼフォンに家族との事情を話すラース

ラースとゼフォンの食事では、2人の考え方の違いがはっきりと表れました。
ラースは祖国で家族に愛されず、責任を押しつけるためのスケープゴートとして扱われてきました。
普通であれば、同情されてもおかしくない話です。
しかし、ゼフォンは「理解できない」と言い切ります。
ゼフォンにとって重要なのは、血縁や感情ではなく、その人物が優秀かどうかです。
非常に冷たい考え方ですが、家族というだけで無条件に守ろうとはしないため、ある意味では公平でもあります。
ラースもゼフォンに慰めてもらおうとは考えていません。
自分が優秀な人間であることを示せば、ゼフォンは認める。
そう判断したラースは、シャリオルトの未来を左右する情報を差し出しました。
ラースが白鯨船の襲撃を予告する

寒冷地域にあるシャリオルトにとって、貿易による資源調達は欠かせません。
ところが、ベリエの友好国であるカプリコル国が、シャリオルトの白鯨船を襲撃しようとしていました。
前世では、ベリエも襲撃の隠蔽に協力し、その見返りを受け取っています。
そして驚くべきことに、この作戦を考えたのはラース自身でした。
前世のラースは、祖国ベリエの貿易を有利にするために、この策を作りました。
今世では、その知識をシャリオルトに提供し、自分の価値をゼフォンに示そうとします。
ラースの強みは、未来を知っていることだけではありません。
外交や貿易の仕組みを理解し、国を動かす作戦を自分で考えられる点が大きな武器です。
第3夫人サシャとの再会

ラースは第4夫人エルザから嫌がらせを受けながらも、宮殿内で情報を集め続けます。
そのなかで出会ったのが、第3夫人のサシャでした。
サシャは前世でも、投獄されたラースに優しく接してくれた人物です。
痛みに苦しむラースを心配し、鎮痛のためのワインを差し入れてくれました。
当時のラースは毒を疑い、サシャの前ではワインを飲みませんでした。
それでもサシャが立ち去ったあとに口をつけ、毒が入っていなかったことを確認しています。
前世で受けた優しさを覚えていたラースは、サシャには穏やかに接しました。
ラースは復讐のためなら容赦なく行動しますが、自分に向けられた善意まで忘れる女性ではありません。
敵と味方を正しく見極め、恩には恩で返そうとする姿勢が伝わる場面でした。
こういう所はラースの好きな部分ですね。美人で強くて恩は忘れない。
第4夫人エルザの嫌がらせにラースが反撃

第4夫人エルザは、ラースがゼフォンと食事をしたことを許せませんでした。
ゼフォンは普段、夫人たちにほとんど興味を示しません。
そのゼフォンがラースと食事をしたため、エルザは強い危機感と嫉妬を抱いたのでしょう。
夜会では、エルザの取り巻きがラースの足を引っかけようとします。
さらに、投げつけられたグラスによって、ラースの頬には傷がついてしまいました。
しかし、ラースは一方的に攻撃されて終わりません。
取り巻きの足をヒールで踏みつけ、エルザの服を裂いて報復しました。
泣き寝入りするのではなく、やられた分をその場で返す。
この潔さが、ラースの魅力です。
ラースがエルザへ反撃する2巻の注目場面をAmazonkindleで読む
ラースがエルザへ反撃する2巻の注目場面を楽天Koboで読む
報復するラースにゼフォンが興味を持つ
女性同士の争いを見たゼフォンは、ラースの行動に驚きます。
嫌がらせを受けた女性が、相手に直接報復するとは考えていなかったのでしょう。
ゼフォンはラースを「頭がおかしい」と感じながらも、明らかに興味を持ち始めました。
ただし、ゼフォンはラースを一方的に守りません。
エルザはユレイネ王国の伯爵であり、両国の貿易に関わる重要人物だと説明します。
ユレイネ王国の貿易の7割を取り仕切るエルザは、シャリオルトとのパイプ役として第4夫人になっていました。
そのため、ゼフォンも簡単にはエルザを排除できません。
それを聞いたラースは、ゼフォンにこう宣言します。
「いずれ、私の価値を認めるのよ」
守ってもらうのではなく、エルザ以上の価値を自分で作ろうとするところが、ラースらしいですね。
エルザを排除するためユレイネ王国へ
ラースは、ユレイネ王国との間にエルザ以上のパイプを作れば、彼女を排除できると考えました。
そこで利用しようとしたのが、前世で起きたユレイネ国王の殺害事件です。
前世のユレイネ国王は、不倫相手と過ごしている最中、馬車の中で殺害されました。
ラースは事件が起きる前に国王を助け、その恩を交渉材料にしようと考えます。
エルザ個人を攻撃するだけではなく、彼女が必要とされている理由そのものをなくそうとしているのです。
感情に任せて復讐するのではなく、相手の立場や利益を分析して逃げ道を塞ぐ。
ラースの恐ろしさと優秀さが分かります。
ゼフォンもユレイネ王国へ同行

ラースがユレイネ王国への外出許可を求めると、ゼフォンは自分も同行すると言い出します。
さらに、食事だけでなく部屋まで同室になりました。
ラースには、決められた時間までにユレイネ国王を助けるという目的があります。
しかし、ゼフォンがそばにいるため、思うように動けません。
しきりに時間を気にするラースを見て、ゼフォンも何かを隠しているのではないかと疑い始めます。
そしてゼフォンは、ラースに自分を楽しませるよう要求。
大人の関係を連想させる緊張感のある場面で、2巻は終了しました。
ラースはゼフォンの目を盗み、予定どおりユレイネ国王を助けられるのでしょうか。
続きが非常に気になる終わり方です。
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』2巻の感想
2巻では、ラースが前世の知識を本格的に利用し始めました。
ただ未来を知っているだけではなく、白鯨船襲撃の作戦を考えたのもラース本人です。
前世ではベリエのために使った能力を、今世では自分の人生を取り戻すために使っています。
特に印象に残ったのは、エルザの嫌がらせにその場で反撃した場面です。
一般的な令嬢作品では、主人公が嫌がらせに耐えたあと、男性主人公に助けてもらう展開も少なくありません。
しかし、ラースは自分でやり返します。ここが爽快ポイントです。強い女性の作品はやはり良い。
ゼフォンもラースを助けるのではなく、その行動を観察していました。
まだ2人の間に愛情や信頼はありません。
それでもゼフォンがラースを「予想のできない面白い女性」として意識し始めたことは、大きな変化です。
また、サシャにだけ優しく接する姿からは、ラースの情の深さも感じられました。
復讐相手には容赦しない一方で、前世の恩は忘れない。
ラースが単純な悪女ではないことが、よく分かる2巻でした。
まとめ
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』2巻では、ラースがゼフォンに自分の価値を示し始めました。
- 白鯨船襲撃の情報をゼフォンに伝える
- 前世で優しくしてくれたサシャと再会する
- 第4夫人エルザの嫌がらせに自分で報復する
- エルザを排除するためユレイネ王国へ向かう
- ゼフォンがラースに興味を持ち始める
2巻は、ラースの知略と行動力が本格的に発揮される巻です。
エルザへの反撃には爽快感があり、ゼフォンとの関係にも少しずつ変化が見えてきました。
ユレイネ国王を救おうとするラースに対し、ゼフォンがどのような行動を取るのか。
3巻では、2人の駆け引きがさらに激しくなりそうです。
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』2巻をAmazonkindleで読む
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』2巻を楽天Koboで読む
お求めいただいた暴君陛下の悪女です2巻感想ネタバレ
お求めいただいた暴君陛下の悪女です3巻感想ネタバレ
お求めいただいた暴君陛下の悪女です4巻感想ネタバレ
お求めいただいた暴君陛下の悪女です5巻感想ネタバレ
お求めいただいた暴君陛下の悪女です6巻感想ネタバレ
お求めいただいた暴君陛下の悪女です7巻感想ネタバレ
お求めいただいた暴君陛下の悪女です8巻感想ネタバレ







コメントを残す