【お求めいただいた暴君陛下の悪女です】3巻の感想・あらすじ ラースが炎の魔力で国王を救う!

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こんにちは、くろしろです。

コミックシーモアを中心に、これまで20万円以上漫画を読んできました。

今回紹介するのは、『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』3巻です。

2巻では、第4夫人エルザを排除するため、ユレイネ王国へ向かったラース。

3巻では、ユレイネ国王の襲撃事件が発生します。

ラースはゼフォンの誘惑にも屈せず、自分の力で国王を救出。

さらに、エルザに代わる新たな敵として、第6夫人カミラも動き始めます。

この記事では、『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』3巻のあらすじや感想、見どころを紹介します。

※この記事には3巻のネタバレが含まれます。

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『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』3巻のあらすじ

3巻では、前世でニコラがゼフォンの皇妃になったあとの様子が描かれます。

念願の皇妃になったニコラでしたが、ゼフォンから愛されることはありませんでした。

一方、今世のゼフォンはラースに迫り、自分の子どもを身ごもれば確固たる地位を築けると持ちかけます。

しかし、ラースは楽に地位を得られる道を選びません。

ゼフォンを押しのけ、前世で起きたユレイネ国王襲撃事件の現場へ向かいました。

ラースは炎の魔力で襲撃者を圧倒し、国王を救出。

その功績によってユレイネ王国との貿易と友好を実現し、第4夫人エルザはシャリオルトから返還されます。

しかし、宮殿へ戻ったラースを待っていたのは、毒を使う侍女長と第6夫人カミラによる新たな攻撃でした。

皇妃になってもゼフォンに愛されなかったニコラ

3巻の冒頭では、前世でニコラがゼフォンの皇妃になったあとの様子が描かれます。

ニコラはラースを裏切り、欲しかった地位を手に入れました。

ところが、ゼフォンはニコラをまったく相手にしません。

「売女は売女らしくしてろ」

ゼフォンから冷たく突き放されたニコラは、皇妃という立場を手に入れても、愛情までは得られませんでした。

一方、今世ではラースに強い興味を示しています。

同じ皇妃という立場でも、自ら考えて行動するラースと、地位だけを求めたニコラでは、ゼフォンの反応がまったく違います。

ニコラにとっては、あまりにも皮肉な結果です。

ゼフォンの誘惑を退けるラース

ユレイネ王国を訪れたラースには、国王が襲撃される前に現場へ向かう必要がありました。

しかし、同じ部屋にいるゼフォンがラースを押し倒し、迫ります。

ゼフォンは、自分の子どもを身ごもれば、ラースは確固たる地位を築けると持ちかけました。

皇帝の子を授かれば、他の夫人たちを一気に追い越せる可能性があります。

ラースにとっても、非常に魅力的な提案です。

それでもラースは、簡単に与えられる地位を選びません。

前世での自分を振り返り「愚かな自分」を嫌い

自分の価値は、その程度ではない。

そう示すようにゼフォンを押しのけました。

さらに「気が乗ったら、あとで相手しますわ」と言い残し、国王襲撃事件の現場へ向かいます。

皇帝の権力に頼らず、自分の能力で地位を築こうとするラースの強さが表れた場面です。

ラースが炎の魔力でユレイネ国王を救う

ラースが現場に到着すると、ユレイネ国王は襲撃者に狙われていました。

そこでラースは炎の魔力を使い、襲撃者を圧倒します。

10年前に戻ったことで身体は若くなっていますが、魔力の扱いは前世と遜色がありません。

むしろ、過去の経験を持ったままやり直しているため、その力は非常に洗練されていました。

ラース自身も、以前と変わらないほど魔力を使えることに驚きます。

国王を救出したあとは、すぐに交渉へ移りました。

ユレイネ国王は、愛人との関係を王妃に知られたくありません。

ラースはその弱みと救命の恩を利用し、シャリオルトとの貿易や友好を約束させます。

ゼフォンの子どもを授かることで地位を得るのではなく、自分の魔力と交渉力で国同士の関係を動かしました。

ラースが口だけではなく、本当に価値のある人間だと証明した瞬間です。

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ラースとゼフォンが初めて結ばれる

ユレイネ国王の救出と交渉を成功させたあと、ラースはゼフォンと初めて身体を重ねます。

前世では、ラースの意思が尊重されるような状況ではありませんでした。

そのため、前世と今世を通して、自分の意思を持って身体の関係を結ぶのは今回が初めてです。

ラースは自分が緊張していたことを後悔します。

ゼフォンに気持ちを揺さぶられた自分を認めたくなかったのでしょう。

それでも、すぐに気の迷いを振り払うように自分を落ち着かせました。

この時点のラースにとって、ゼフォンとの関係は恋愛ではありません。

自分の目的を果たすための協力関係であり、皇帝と夫人という立場を利用した駆け引きでもあります。

しかし、互いに強く意識し始めていることは間違いありません。

第4夫人エルザがシャリオルトから返還される

ラースの活躍により、シャリオルトはユレイネ王国との新たな関係を築きました。

これまでエルザは、ユレイネ王国との貿易を支えるパイプ役として必要とされていました。

しかし、ラースが国王と直接つながったことで、その役割は失われます。

ゼフォンから「もう必要ない」と告げられたエルザは、シャリオルトから返還されました。

ラースはエルザ個人を力で排除したのではありません。

エルザが必要とされている理由を分析し、自分がそれ以上の価値を生み出すことで追い出しました。

2巻でラースが宣言した「いずれ、私の価値を認めるのよ」という言葉を、本当に実現した形です。

侍女長がラースの食事に毒を盛る

エルザがいなくなっても、ラースへの攻撃は終わりません。

今度は侍女長が、ラースの食事に毒を盛りました。

しかし、前世で毒の訓練をしたラースには、毒への耐性があります。

食事に毒が入っていることも、すぐに察知しました。

ラースは犯人を特定するため、周囲にいた者たちへ毒入りの食事を食べるよう命じます。

侍女長だけが食事を拒んだため、その場で犯人が判明しました。

ラースは侍女長の口へ食事を押し込み、侍女長は気を失います。

報告を受けたゼフォンは、侍女長を処分するよう命令しました。

さらに、ゼフォンはラースの身体を心配し、宮廷医師に診せるよう指示します。

貴重な宮廷医師をラースのために派遣したことに、周囲の者たちは驚きました。

ゼフォン自身は認めていないかもしれませんが、ラースへの扱いは少しずつ変わっています。

報酬を渡して周囲の信頼を得るラース

犯人をあぶり出すためとはいえ、毒入りの食事を口にした者もいました。

そこでラースは、巻き込んだ者たちへ多額のお金を渡します。

ただ命令して終わるのではなく、自分の行動によって被害を受けた者には、きちんと補償する。

この判断によって、周囲の者たちはラースへ感謝しました。

ラースは恐怖だけで人を従わせているわけではありません。

敵には容赦しませんが、味方になり得る人物には利益を返します。

宮殿内で孤立していたラースの立場が、少しずつ強くなっていきました。

第6夫人カミラから毎日届く猫の死体

次にラースを狙ったのが、第6夫人カミラです。

カミラはラースへの嫌がらせとして、猫の死体を毎日送り続けました。

第4夫人エルザの嫌がらせも陰湿でしたが、カミラの行動はさらに不気味です。

やがてカミラから、ラースへお茶会の招待状が届きます。

カミラは、センター分けの長い銀髪を軽く巻いた、猫のような顔立ちの女性です。

見た目は上品ですが、ラースに対して好戦的な態度を隠そうとしません。

ラースとカミラがお茶会で激突

お茶会では、ラースとカミラが好戦的な言葉を交わします。

互いに相手へ屈するつもりはなく、穏やかな交流になるはずもありません。

カミラはラースへワインをかけました。

するとラースは、カミラを噴水へ押し返します。

エルザのときと同じく、ラースは嫌がらせを受けても黙って耐えません。

やられたら、その場でやり返す。

カミラもラースが簡単に屈する女性ではないと理解したはずです。

このお茶会は決着ではなく、互いの力や性格を探る最初の牽制でした。

エルザとは異なる、新たな夫人同士の戦いが始まります。

ユレイネ王国の夜会でゼフォンを守るラース

その後、ラースとゼフォンのもとに、ユレイネ王国から正式な招待状が届きました。

ラースが国王を救い、交渉を成功させた結果です。

2人は再びユレイネ王国を訪れ、夜会へ出席します。

その最中、ゼフォンに対して不敬な態度を取る人物が現れました。

ラースは炎の魔力で相手を軽くあぶり、これ以上の無礼を働かないよう脅します。

自分を守るためだけでなく、ゼフォンへ向けられた敵意にもラースが反応したことは重要です。

ラースはシャリオルトで生き残るために行動しているだけなのか。

それとも、ゼフォンを守ろうとする気持ちが生まれ始めているのか。

2人の関係に新たな変化を感じさせる場面で、3巻は終了しました。

『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』3巻の感想

3巻では、ラースが自分の価値を本当の意味で証明しました。

ゼフォンの子どもを授かれば、ラースは簡単に高い地位を手に入れられます。

しかし、その方法では自分自身の能力が認められたことにはなりません。

ラースは楽な道を拒み、炎の魔力と交渉力を使ってユレイネ国王を救いました。

結果として国同士の貿易と友好を実現し、エルザを必要のない存在にしています。

力で相手を倒すだけでなく、相手の役割そのものを奪う戦い方がラースらしいですね。

また、ゼフォンがラースを心配し、宮廷医師を派遣した場面にも変化を感じました。

ゼフォンはラースを面白い女性として観察するだけではなく、失いたくない存在として意識し始めているように見えます。

一方、エルザが去った直後に、第6夫人カミラが登場しました。

ラースとカミラは、どちらも相手にやられたままでは終わらない女性です。

カミラとの戦いは、エルザ以上に激しくなりそうです。

まとめ

『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』3巻では、ラースが自分の力でシャリオルトに必要な存在となりました。

  • ゼフォンの誘惑を退け、国王襲撃事件の現場へ向かう
  • 炎の魔力でユレイネ国王を救出する
  • ユレイネ王国との貿易と友好を実現する
  • 第4夫人エルザがシャリオルトから返還される
  • 毒を盛った侍女長を見抜く
  • 第6夫人カミラとの対立が始まる
  • ゼフォンに無礼を働いた人物を炎で脅す

3巻のラースは、戦闘・交渉・人心掌握のすべてで能力を発揮しています。

ゼフォンとの関係も進みましたが、恋愛だけに流されず、自分の目的を見失わないところが魅力です。

エルザとの戦いは終わりましたが、次は第6夫人カミラが立ちはだかります。

ラースとカミラの対立がどのような展開を迎えるのか、4巻も楽しみです。

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