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こんにちは、くろしろです。
コミックシーモアを中心に、これまで20万円以上漫画を読んできました。
今回紹介するのは、『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』4巻です。
3巻では、ユレイネ国王を救った事でシャリオルトとの友好や貿易が円滑にいったことでラースが、シャリオルトに必要な存在として認められ始めました。
ゼフォンとの関係も進み、すべてが順調に動いているように見えます。
しかし、その状況を許せないのが第6夫人カミラです。
カミラはラース本人ではなく、従者のシングを傷つけることで攻撃を仕掛けました。
さらに、前世で起きた春祭りの爆破事件も迫ります。
この記事では、『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』4巻のあらすじや感想、見どころを紹介します。
※この記事には4巻のネタバレが含まれます。
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Table of Contents
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』4巻のあらすじ
ゼフォンとの関係が進み、宮殿内での地位も強くなってきたラース。
その姿に嫉妬した第6夫人カミラは、ラースの従者であるシングに目をつけます。
シングは顔に深い切り傷を負い、従者を続けられるか分からない状態になってしまいました。
ラースはシングの傷を見ても動揺せず、「素敵」と受け入れます。
そして、すぐにカミラの部屋へ乗り込み、炎の魔力で報復しました。
その後、ラースはシングやサシャから春祭りの話を聞きます。
前世では参加できなかった祭りを楽しむラースでしたが、同時に前世で発生した爆破事件が迫っていました。
ラースは未来の知識を使って事件を未然に防ぎます。
しかし、祭りから帰ると、ゼフォンからシングを従者から外すよう命じられました。
ラースへの嫉妬を燃やす第6夫人カミラ
3巻でラースはユレイネ国王を救い、シャリオルトとの友好関係を築きました。
さらに、ゼフォンとの関係も進展しています。
ラースにとって、すべてが順調に進んでいる状態です。
一方、その状況を近くで見ていたカミラは、ラースへの嫉妬を強めていました。
カミラは以前から、猫の死体を送りつけたりしています。
しかし、その程度の嫌がらせではラースを屈服させられません。
そこでカミラは、ラース本人ではなく、そばに仕えるシングを狙いました。
カミラによって顔に深い傷を負ったシング

カミラの攻撃によって、シングは大けがを負います。
傷は口角からエラ付近まで伸びており、顔に深い傷痕が残る状態でした。
宮廷で皇妃に仕える従者は、人前に出る機会も多い立場です。
そのためシング自身も、今後ラースの従者を続けられるか分からないと考えます。
カミラの目的は、シングを傷つけることだけではありません。
ラースが信頼している従者を奪い、精神的に追い詰めようとしたのでしょう。
ラース本人を正面から倒せないと理解したうえで、周囲の人間を狙う。
カミラの陰湿さが表れた場面です。
シングの傷を「素敵」と受け入れるラース
顔に深い傷を負ったシングに対し、ラースは「素敵」と言います。
見た目が変わっても、シングの価値は変わらない。
ラースにとって重要なのは、顔に傷があるかどうかではなく、シングがこれまで自分のそばで働いてきた事実です。
シングを慰めるために、かわいそうだと同情するのでもありません。
今の姿をそのまま肯定しています。これは前世の記憶で傷がある兵士を多数見てきたことが影響しています。
シングにとっては、この言葉が何よりも救いになったのではないでしょうか。相変わらず表情に変化はありませんが、、、、
そしてラースは、シングを傷つけたカミラを許しませんでした。
ラースがカミラの部屋へ乗り込む

シングの傷を確認したラースは、すぐにカミラの部屋へ向かいます。
証拠を集めて追及するのではなく、最初からカミラが犯人だと確信していました。
ラースはカミラを炎で包み、容赦なく報復します。
前世から何度も命を狙われてきたラースですが、自分への嫌がらせには比較的冷静でした。
しかし、シングが傷つけられた今回は反応が違います。
自分の大切な従者へ手を出した相手には、即座に報復する。
ラースがシングをどれほど信頼しているかが分かります。
前世でラースの目を潰した犯人がカミラだと判明
ラースがカミラへ報復していると、止めようとする男性の声が聞こえました。
ラースは、その声に聞き覚えがあることに気づきます。
前世でラースは目を潰されました。
そのときに聞いた声と、カミラを守ろうとした男性の声が同じだったのです。
これにより、ラースは前世で自分の目を潰した人物を動かしていたのが、カミラだったと察します。
カミラは今世になって突然敵になったわけではありません。
前世からラースを害していた、因縁のある相手でした。
シングを傷つけられた怒りに、前世で受けた仕打ちまで加わります。
ラースにとって、カミラは絶対に許せない相手となりました。
ゼフォンの前でも報復をやめないラース
騒ぎを知ったゼフォンも、カミラの部屋へやって来ます。
しかし、ラースは慌てません。
「妻の可愛い嫉妬ですよ」
そのように軽く流し、逃げようとするカミラを捕まえて、再び炎で包みます。
皇帝のゼフォンが来ても、自分の行動をやめるつもりはありません。
ゼフォンもラースを強く止めず、その場は大きな処分もなく終わりました。
以前であれば、夫人同士の問題を起こしたラースが責任を問われた可能性もあります。
しかし、ラースはすでにユレイネ王国との関係を築いた重要人物です。
宮殿内での力関係が大きく変わっていることが分かります。
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カミラの敗北で周囲がラース側へ鞍替えする
ラースがカミラを倒したという話は、すぐに宮殿内へ広がりました。
周囲の者たちは、ラースがカミラよりも力を持っていると判断します。
すると、これまでカミラの様子をうかがっていた人々も、早々にラース側へ鞍替えしました。
宮殿で生き残るためには、誰につくかが重要です。
以前のラースは、敵国から送られてきた人質に近い立場でした。
しかし、ユレイネ王国との交渉を成功させ、エルザを排除し、カミラにも勝利。
ラースの立場は、誰にも無視できないほど強くなっています。
シングがラースに仕える本当の理由
シングは顔に深い傷を負ったことで、このまま従者を続けられるか分からないと考えていました。
シングがラースのそばにいるのは、女性として好意を持っているからではありません。
以前は弱く、周囲に虐げられていたラース。
そのラースが少しずつ変わり、自分の力で敵を倒していく姿を、シングは見続けたいと思っていました。
恋愛ではなく、ラースという人物の生き方に興味を持っているのです。
一方のラースは、シングが辞めるとは考えていません。
何も問題がないかのように「シング、復帰はできそう?」と尋ねます。
顔に傷が残っても、シングは変わらず自分の従者。
ラースのなかでは、最初から結論が決まっていました。
第3夫人サシャから春祭りの話を聞く

シングの見舞いには、第3夫人サシャも訪れていました。
そこでラースは、サシャから春祭りの話を聞きます。
前世のラースは、自由に外出できる立場ではありませんでした。
そのため、祭りを楽しむこともできなかったのでしょう。
今世では、自分の意思で外へ出られます。
ラースにとって春祭りは、前世で奪われた日常を取り戻す機会でもありました。
シングと祭りへ行くことが気に入らないゼフォン
ラースがシングと春祭りへ出かけることを知ったゼフォンは、少し不満そうな反応を見せます。
シングはラースを女性として見ていません。
ラースもシングを信頼できる従者として扱っています。
それでもゼフォンにとって、ラースが自分以外の男性と祭りへ行くことは面白くありません。
ゼフォン本人は、はっきり嫉妬だとは認めないでしょう。
しかし、ラースへの独占欲が少しずつ強くなっていることが伝わります。
前世でできなかった春祭りを楽しむラース
春祭りへ出かけたラースは、前世ではできなかった食べ歩きを楽しみます。
国同士の交渉や夫人同士の争いから離れ、純粋に祭りを満喫するラースの姿は貴重です。
さらにラースは、シングの護衛としてドーベルマンのような大型犬を2匹しつけます。
シングはケガから回復途中であり、以前と同じようには動けません。
そこでラースは、自分が一方的に守るのではなく、犬を使ってシングの護衛を補いました。
感情だけで行動せず、今後の安全まで考えているところがラースらしいですね。
シングは逆に「僕は用済みでしょうか?」と言っています。ここは非常にシングらしい言葉だと感じました。
ラースが春祭りの爆破テロを未然に防ぐ
ラースが春祭りへ来た目的は、楽しむことだけではありません。
前世では、春祭りの最中に大規模な爆破事件が発生しました。
ラースは事件が起きることを知っています。
今世では前世の知識を使い、爆破事件を未然に防ぎました。
事件が起きてから犯人を倒すのではなく、被害そのものを発生させない。
ユレイネ国王の襲撃事件に続き、ラースは未来の情報を国や人々を守るために利用しています。
前世では誰からも評価されず、利用されるだけだった能力が、今世ではラースの地位を築く大きな力になっています。
ゼフォンがシングを従者から外すよう命じる
春祭りから帰ったラースに対し、ゼフォンはシングを従者から外すよう命じます。
理由は、顔の傷が見苦しく、皇妃のそば仕えには向かないというものでした。
皇帝として、皇妃の従者には外見上の格式も必要だと考えたのでしょう。
しかし、ラースは命令を拒否します。
シングの顔に傷があっても、能力や忠誠心は変わりません。
カミラの攻撃によって傷つけられたシングを解雇すれば、カミラの狙いどおりになってしまいます。
ラースが受け入れるはずもありません。
犬の口輪でシングの傷を隠すラース

ラースはシングを辞めさせるのではなく、傷が見えなければいいと考えます。
そこで、シングの顔へ犬用の口輪を装着。
傷を隠すことで、ゼフォンが問題にしていた見た目を解決しました。
普通であれば仮面などを用意しそうですが、犬の口輪を使うところがラースらしい大胆な発想です。
シング本人がどう思っているかは気になりますが、少なくとも従者の立場は守られました。
ゼフォンの命令へ正面から逆らうだけではなく、条件だけを満たして自分の望みを通す。
ラースの強引さと頭の回転の速さが表れたところで、4巻は終了します。
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』4巻の感想
4巻で最も印象に残ったのは、ラースとシングの信頼関係です。
シングはラースを恋愛対象として見ているわけではありません。
弱かったラースが変わっていく姿を、最後まで見届けたいと思っています。
ラースも、シングの顔に傷が残ったからといって態度を変えません。
むしろ傷を「素敵」と受け入れ、傷つけたカミラへ即座に報復しました。
恋愛ではないからこそ、2人の信頼関係には独特の強さがあります。
また、春祭りではラースが前世でできなかったことを楽しんでいました。
復讐や生存だけではなく、自分の人生を取り戻していることが伝わります。
ゼフォンがシングに嫉妬するような描写もあり、ラースへの感情はさらに強くなっているようです。
一方、カミラが前世でラースの目を潰した事件にも関わっていたことが判明しました。
今回の報復だけで、ラースとカミラの因縁が終わったとは思えません。
今後、前世の真相がどこまで明らかになるのかも注目です。
まとめ
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』4巻では、ラースがシングとの信頼関係を守り、春祭りの事件を防ぎました。
- カミラがシングの顔に深い傷を負わせる
- ラースが傷を「素敵」と受け入れる
- ラースがカミラへ炎の魔力で報復する
- カミラが前世の失明事件に関係していたと判明
- シングがラースに仕える本当の理由が明かされる
- ラースが前世で楽しめなかった春祭りを満喫する
- 春祭りの爆破事件を未然に防ぐ
- 犬の口輪でシングの傷を隠し、従者の立場を守る
4巻では、ラースが自分だけでなく、そばにいる人間を守ろうとする姿が描かれました。
シングとの関係は恋愛ではありませんが、ラースにとって非常に大切な人物であることが分かります。
ゼフォンの嫉妬も強まり、3人の関係が今後どのように変化するのか気になるところです。
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