【傷モノの花嫁】京極家の過去と現在|澪・氷馬・大門・桐人の関係を考察

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京極家と言えば、やはり「予言の子」京極零時です。

本編では13番隊隊長として登場し、「皇國の死神」とも呼ばれる非常に強力な人物。

そして京極家の人たちから、とにかく愛されています。

零時大好きな親戚たちを見ていると、

「京極家って、なんだかんだ仲が良い一族なのでは?」と思ってしまいます。

しかし、外伝を読むと印象が一変します。

いや、めちゃくちゃ仲悪いじゃん……。

今回は本編の京極零時から少し離れて、「京極家」そのものを深掘りしていきます。

特に気になるのが、

外伝では殺し合うほど争っていた京極家が、なぜ本編では零時を溺愛する一族になっているのか?という部分。

結果はすでに本編で描かれています。

しかし、そこに至るまでの過程はまだ分かりません。

ここが非常に面白い!!

※外伝および本編のネタバレを含みます。

京極家の話の巻数
  • 本編11巻 陰陽総会
  • 外伝1巻~私が予言の子を生むまで

京極家とは?

京極家は後八家筆頭。

さらに特徴的なのが、あやかしの力を受け継ぐ「先祖返り」が生まれる家系であることです。

本編の京極零時を見ても、その特殊性がよく分かります。

零時は「予言の子」と呼ばれ、複数のあやかしの力を持つ非常に特殊な存在。

そんな零時が生まれるまでには、京極家の過去が大きく関係しています。

その過去が描かれているのが外伝です。

外伝の中心人物・京極澪

外伝には京極澪という女性が登場します。

澪は「一目連」の先祖返り。京極家唯一の神格

そして京極家には、次期当主候補となる三人の男性がいました。

  • 長男・京極大門:炎鬼
  • 次男・京極桐人:鎌鼬
  • 三男・京極氷馬:雪女

この三兄弟が、後の京極家を考えるうえで非常に重要な人物になります。

なぜなら本編では、三人ともまったく違う立場になっているからです。

おばば様が残した「予言の子」の予言

京極家には「おばば様」と呼ばれる人物がいます。

そして、おばば様はある予言を残しました。

「京極澪が予言の子を産む」

さらに、澪との間に予言の子を作った者を京極家の当主とするという内容でした。

これによって、単純な当主争いでは終わらなくなります。

京極家の跡継ぎ争いに、澪自身が巻き込まれてしまうのです。

長男・京極大門|澪をいじめていた人物

長男の京極大門は炎鬼の先祖返り。

外伝では澪をいじめていた人物として描かれています。

三兄弟の中でも、澪との関係はかなり悪い。

ところが本編まで読むと、大門の立場が非常に面白くなります。

本編で大門が務めているのは、

13番隊副長。

そして、その13番隊の隊長こそ京極零時です。

つまり、

かつて澪をいじめていた大門が、澪の息子である零時の副長になっている。

外伝だけを読んでいると、なかなか想像できない未来です。

大門に何があったのでしょうか?

現在、発売している外伝でもまだ全く語られていません。

非常に気になります。

次男・京極桐人|傍観者だった男が京極家当主へ

次男の京極桐人は鎌鼬の先祖返り。

大門ほど直接的ではありませんが、澪がいじめられていても積極的に助けることはなく、傍観する立場でした。

しかし本編では、京極家当主。

ここが個人的にかなり気になります。

おばば様の予言では、澪との間に予言の子を作った者が当主になるはずでした。

ところが、本編で澪と結婚しているのは桐人ではありません。

それでも桐人が京極家当主になっています。

なぜ桐人が当主になったのか?

現時点では結果は分かっていても、そこに至る過程がまだ描かれていません。

外伝で今後明かされてほしい大きなポイントです。

三男・京極氷馬|澪を助け、最終的には夫になる

三男の京極氷馬は雪女の先祖返り。

三兄弟の中では、澪との関係が明確に違います。

氷馬は過去に澪を助けたことがある人物です。

そして本編では、

京極澪と結婚しています。

二人の間に生まれるのが、

「予言の子」京極零時。

つまり、おばば様の予言そのものは実現しています。

澪は本当に予言の子を産みました。

しかし不思議なのはここからです。

予言の子を澪との間にもうけた氷馬ではなく、桐人が当主になっています。

外伝ではまだ争いの途中。

そのため、氷馬と澪がどのような過程で結ばれるのか。

そして、なぜ当主が桐人になるのか。

その詳細はまだ分かりません。

そして「予言の子」京極零時が生まれる

本編では、すでに結果が描かれています。

氷馬と澪が結婚。

そして二人の間に京極零時が誕生します。

零時は「予言の子」と呼ばれ、13番隊隊長となっています。

さらに非常に特殊なのが、その能力。

京極家が代々受け継いできた先祖返りの中でも、零時は特別な存在として描かれています。

外伝で当主候補たちが争っている姿を知ったあとに零時を見ると、

「この争いの先に零時が生まれるのか」と、本編の見え方がかなり変わります。

外伝と本編の京極家が違いすぎる

そして私が一番面白いと思ったのがここ。

外伝と本編で京極家の雰囲気が違いすぎます。

外伝では、当主の座や予言を巡って争う京極家が描かれています。

澪はいじめられ、三兄弟の関係も良好とは言えません。

ところが本編では――

みんな零時が大好き。

親戚たちが零時を甘やかしているような描写まであります。

あれだけ殺伐としていた京極家の未来とは思えません。

しかも三兄弟の最終的な立場を整理すると、さらに面白くなります。

人物外伝本編
大門長男・当主候補・澪をいじめる13番隊副長
桐人次男・当主候補・傍観者京極家当主
氷馬三男・当主候補・澪を助ける澪の夫・零時の父
澪一目連の先祖返り氷馬の妻・零時の母
零時―予言の子・13番隊隊長

結果だけを見ると、不思議なくらい綺麗に役割が分かれています。

桐人は京極家を率いる当主。

氷馬は澪と結ばれ、予言の子の父になる。

大門は13番隊副長として零時の下にいる。

そして、その中心にいるのが京極零時です。

なぜ氷馬ではなく桐人が当主になった?

ここからは現時点では答えが出ていません。

だからこそ気になります。

おばば様の予言だけを考えれば、

「澪と予言の子を作った氷馬が当主になる」

と考えるのが自然です。

しかし、本編では桐人が当主。

ということは、外伝でこれから何かが起きるはずです。

予言の解釈が違うのか。

氷馬自身が当主にならない道を選ぶのか。

三兄弟の間で何らかの決着がつくのか。

現段階では断定できません。

結果は分かっているのに、そこへ至る道筋だけが分からない。

これが外伝の面白いところです。

大門が零時の副長になった理由も気になる

もう一つ気になるのが大門です。

外伝の大門だけを見ると、

「この人が将来、澪の息子を支える副長になるの?」

と思ってしまいます。

しかも相手は、ただの親戚ではありません。

自分たちが争う原因にもなった「予言の子」です。

大門がどのような気持ちで零時の副長になったのか。

澪との関係はその後どうなったのか。

そして零時の誕生をどう受け止めたのか。

このあたりも、今後描かれるのであれば非常に楽しみです。

京極家は零時の誕生によって変わった?

ここはまだ私の考察になります。

もしかすると京極零時の誕生は、単純に「予言が成就した」というだけではなく、京極家そのものを変える出来事だったのではないでしょうか。

外伝では当主の座を巡って争っていた一族。

しかし本編では、

桐人が当主となり、

氷馬と澪が夫婦となり、

大門が零時の副長となり、

親戚たちは零時を溺愛しています。

争いの中心だったはずの「予言の子」が生まれた結果、逆にその予言の子を中心として京極家がまとまったようにも見えます。

もちろん、まだその過程は描かれていません。

だから私は、

「零時がなぜ予言の子なのか?」以上に、「零時が生まれたことで京極家がどう変わったのか?」

が気になっています。

まとめ|結果を知っているからこそ外伝が面白い

本編を読んでいる私たちは、京極家が最終的にどうなるのかをある程度知っています。

澪は氷馬と結婚する。

二人の間に予言の子・京極零時が生まれる。

桐人は京極家当主になる。

大門は13番隊副長になる。

そして京極家の親戚たちは零時を可愛がっています。

結果はすでに出ています。

でも、

そこに至るまでに何があったのかは、まだ描かれていません。

澪を巡って争っている三兄弟が、どうやって本編の関係になるのか。

なぜ氷馬ではなく桐人が当主になるのか。

なぜ大門は零時の副長になるのか。

そして何より、

殺伐としていた京極家が、どうして「零時大好き一族」になったのか。

外伝を読むうえで、私はここに一番注目しています。

本編で結果を知っているからこそ、その過程が気になる。

京極零時というキャラクターだけでなく、京極家そのものが今後どう変化していくのかにも注目です。

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croa
30代男性。コミックシーモアだけで200タイトル以上の漫画を読んでいます。 少女漫画や女性向け漫画を中心に、実際に読んで面白かった作品を紹介しています。 ゲーム記事では、実際にプレイして確認した攻略情報を掲載しています。 くろしろ 30代の男性です。
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