『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』で、クランとミーシアン州の総督の座を争うバサマーク。
アルスたちから見れば敵陣営の中心人物ですが、なぜ兄と戦う道を選んだのでしょうか。
この記事では、バサマークの立場と対立理由、そして最期に残した警告を整理します。
※この記事は漫画のネタバレを含みます。
Table of Contents
バサマークとは?クランと総督の座を争う弟

- バサマークの目的は「クランにだけは総督になって欲しくない」
- バサマークの右腕は「トーマス・グランジオン」
- バサマークは「自身の能力は補佐向き」と認識
- 最も恐れたのは「クランが総督になり、国力が低下し他州からの侵略を恐れた」
- バサマークが同盟相手に選んだのは「サイツ州」「グレンダ・ドマートソン」
バサマーク・サレマキアは、ミーシアン州総督の息子で、クランの弟です。
父である総督の死後、兄弟の跡目争いは州全体を巻き込む内乱へと発展します。
| 人物 | 捕捉 |
|---|---|
| バサマーク | クランを認めているが欠陥を指摘 |
| トーマス | バサマーク陣営を支える軍師(ミレーユの弟) |
アルスたちはクラン側で戦うため、読者もバサマークを「倒すべき敵」として見る機会が多くなります。
バサマークはなぜクランと対立した?
バサマーク・サレマキアは、ミーシアン州総督の息子で、クランの弟です。
父である総督の死後、兄弟による跡目争いは、アルスたちも巻き込む内乱へと発展しました。
バサマークが戦う理由を理解するには、総督の地位への執着よりも、「クランにミーシアンを任せられない」という考えに注目する必要があります。
自分は総督よりも補佐役に向いていると認識
バサマークは、自身の能力について、頂点に立つよりも補佐役に向いていると認識しています。
それでもクランと争ったのは、兄が総督になることに強い危機感を抱いていたためです。
自分の適性を理解しながらも、兄に任せるという選択はできない。この葛藤が、バサマークという人物を知る手掛かりになります。
クランが有能な家臣を粛清すると危惧していた

バサマークは、クランの能力そのものを否定していたわけではありません。
問題視していたのは、心の底では他人を信用できない性質です。
彼が恐れていた未来は、次のようなものでした。
- クランがミーシアンの頂点に立つ
- 有能な家臣を危険視し、粛清する
- 人材を失って国力が低下する
- 弱体化したミーシアンが他州に侵略される
つまりバサマークにとって、兄弟の争いはミーシアンとサレマキア家の将来に関わる問題でした。
ただし、これはあくまでバサマークによるクランへの評価です。
要約すると「兄は心底、人の事は信用できないから自分にとって代わるような奴はどんどん殺す。それにより、ミーシアンは混乱し他国へ侵略される」という事ですね。
トーマスはバサマーク陣営を支える右腕
バサマークの右腕として戦うのが、軍師のトーマス・グランジオンです。
ミレーユの弟でもあるトーマスは、アルスたちの前に立ちはだかり、クラン陣営を苦しめます。
バサマーク本人の登場場面が限られる一方、トーマスとの戦いを通して、読者は敵陣営の手強さを実感することになります。
トーマスとの関係から見える人物像
バサマークを見るうえでは、トーマスが彼に仕える理由にも注目したいところです。
優れた軍師が支える主君として、バサマークにはどのような魅力があったのか。クランとの対立をどう受け止めていたのか。
トーマスの忠誠や、その後にアルスへ力を貸す経緯と合わせて読むことで、バサマークの存在をより深く理解できます。
バサマークはサイツ州と同盟を結ぶ
クラン陣営に対抗するため、バサマークはサイツ州と手を結びます。
この同盟によって、ミーシアン州内の跡目争いは、他州の思惑も絡む戦争へと広がっていきました。
アルスたちにとっても、バサマーク陣営だけに対応すればよい状況ではなくなります。
サイツ州の参戦がカナレを脅かす
サイツ州の軍勢が攻め込むことで、アルスたちはカナレを守る戦いに臨むことになります。
バサマーク側から見れば、サイツ州との同盟はクランに対抗するための手段です。しかし、カナレの人々から見れば、暮らしを脅かす侵攻でもあります。
ミーシアンの将来を案じるバサマークが、他州の軍事力を頼る。
ここは正直どうなの?とは思いました。
言ってる割には自国の民を傷つけるの!??と感じたので思惑があったのかも。
バサマークの最期に残されたクランへの警告
漫画第137話「バサマークの最期」では、敗れたバサマークの結末が描かれます。
最期に彼が残すのは、クランにミーシアンを任せることへの警告でした。
この場面によって、兄弟の戦いが終わっても、ミーシアンの将来に対する不安は残されます。
警告が正しかったかは、クランの行動から考える
ここで大切なのは、バサマークの発言と、その後に実際に起きる出来事を分けて読むことです。
敗れた弟の言葉だからと切り捨てることも、すべて正しいと決めつけることもできません。
クランがアルスの才能をどう扱うのか。力をつける家臣に対して、どのような判断をするのか。
バサマークの警告を覚えておくと、その後のクランとアルスの関係にも注目しやすくなります。
最新巻でも特に対立は無く、今後どう動くかですね。












