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こんにちは、くろしろです。
『契約婚した相手が鬼宰相でしたが、この度宰相室専任補佐官に任命された地味文官(変装中)は私です。』では、クリスティーヌが「シャルロット」と名乗り、正体を隠して文官として働いています。
しかも、専任補佐官として仕える相手は、契約結婚した夫のレオン。
クリスティーヌ本人は、
「妻だと気づかれてはいけない」
と必死ですが、読んでいると気になる疑問があります。
レオンは、いつからシャルロットの正体に気づいていたのでしょうか?
4巻まで読むと、この疑問の答えが明らかになります。
結論から言うと、レオンは途中で正体に気づいたわけではありません。
クリスティーヌが文官として働き始めた頃から、シャルロットの正体を知っていた可能性が高いです。
この記事では、レオンが正体を知っていた時期と、1~3巻に隠されていた行動の意味を解説します。
※ここから単行本4巻までのネタバレを含みます。
Table of Contents
結論|レオンは最初からシャルロットの正体を知っていた
レオンは、シャルロットが専任補佐官になってから正体を見破ったわけではありません。
4巻のレオン視点では、クリスティーヌが文官試験を受けたことや、別名を使って働いていたことを把握していたと分かります。
さらに、文官になってからの昇進も見守っていました。
そのため、正確な瞬間までは描かれていませんが、少なくとも、
クリスティーヌが宰相室専任補佐官に任命されるより前から、シャルロット=妻のクリスティーヌだと知っていた
と考えてよいでしょう。
そもそも、レオンにとっては途中で「正体を見破った」という感覚ですらなかったのかもしれません。
妻が名前と姿を変えて働いていることを最初から把握し、そのうえで彼女の意思を尊重していました。一方のクリスティーヌだけが、正体を隠し通せていると思っていたことになります。
レオンは文官試験を受けたことも知っていた
レオンが早い段階から正体を知っていた最大の根拠は、クリスティーヌが文官試験を受けたことを把握していた点です。
クリスティーヌは、ミドルネームと母親の実家の家名を使い、別人のシャルロットとして文官になります。
しかし、レオンはその事情を知っていました。
つまり、
- クリスティーヌが文官試験を受けた
- 本名とは違う名前を使用している
- 文官として働き始めた
- その後も順調に昇進している
という流れを、レオンは離れたところから確認していたことになります。
クリスティーヌからすれば、夫とはほとんど顔を合わせない契約結婚です。
そのため、自分の仕事についてレオンは知らないと思っていました。
しかし、実際のレオンは無関心だったわけではありません。
表立って口を出さず、彼女が望んだ道を見守っていました。
専任補佐官への推薦も正体を知ったうえで受け入れた
クリスティーヌは文官になって約2年半で、精鋭が集まる宰相補佐室まで昇進します。
その後、宰相室専任補佐官として推薦されました。
このときもレオンは、推薦されたシャルロットが妻のクリスティーヌだと知っています。
それでも、夫の権限で推薦を断ることはしませんでした。
理由は、クリスティーヌの仕事に口や手を出さないと決めていたからです。
ここがレオンの良いところだと思います。
レオンが妻を自分の専任補佐官にするよう働きかけたわけではありません。
クリスティーヌは自分の実力で昇進し、周囲から能力を評価された結果、専任補佐官に推薦されました。
レオンはその評価を受け入れただけです。
もし妻として特別扱いしていれば、クリスティーヌが望んだ「自分の能力を活かして働く」という生き方を壊してしまいます。
だからこそ、レオンは正体を知っていても黙っていたのでしょう。
結婚しても一回も会いに来ないから忘れられてる。補佐官になってからレオン宰相がめっちゃちょっかい出してくるけど「これ浮気じゃないの?」みたいな心情です。
なぜレオンは正体を知らないふりをしたのか?
レオンが正体を明かさなかった最大の理由は、クリスティーヌが仕事をしにくくなると考えたからです。
シャルロットとして働いている間は、宰相と専任補佐官の関係です。
しかし、正体を明かせば、
宰相とその妻という関係が職場に持ち込まれます。
クリスティーヌは、夫の地位を利用して働きたいわけではありません。
一人の文官として評価されることを望んでいます。
レオンもその気持ちを理解していたため、専任補佐官として働いている間は妻扱いをしないと決めていました。
つまり、レオンが黙っていたのはクリスティーヌを試すためでも、困らせるためでもありません。
妻が自分の力で築いた立場と仕事を守るためです。
クリスティーヌは必死に正体を隠していますが、レオン側から見ると、彼女の秘密を守ってあげている状態だったことになります。
1~3巻のレオンの行動は偶然ではなかった
4巻でレオン側の事情を知ると、1~3巻にあった行動の見え方が変わります。
例えば、レオンはシャルロットに対して距離が近く、他の部下には見せないような態度を取ります。
クリスティーヌは、
「正体がバレそう」
「宰相閣下は何を考えているの?」と戸惑います。
しかし、レオンは最初から相手が妻だと知っています。
そのため、距離の近さには理由がありました。
お菓子当てゲームなども、クリスティーヌは仕事上の行動として受け入れていましたが、レオン側から見ると、彼女の反応がかわいくて楽しんでいる部分があります。(本人曰く何?この可愛い生き物は??♡ちょっかい出したくなるわーー)

正体を見破ろうとして距離を詰めていたのではありません。
正体を知ったうえで、妻の反応を楽しんでいたのです。
1~3巻だけでは「レオンはどこまで気づいているのか」が分かりません。
4巻でレオン視点が描かれたことで、過去の行動の意味がまとめてつながります。
レオンは最初からクリスティーヌを愛していた?
レオンは、出会った瞬間からクリスティーヌを深く愛していたわけではありません。
最初に強く興味を持ったのは、クリスティーヌが国の恋愛至上主義を嫌っていたからです。
この国では「運命の愛」が何よりも優先され、婚約や結婚の約束まで簡単に破られる風潮が広がっていました。
レオンも、その価値観に疑問を持っていました。
そんな中で、自分と同じような考えを持つクリスティーヌと出会います。
周囲に流されず、自分の価値観を貫こうとする彼女を見て、
「この女性を逃がしてはいけない」
と感じ、契約結婚を持ちかけました。
結婚した当初は、恋愛というよりも好意と信頼に近かったと思います。
本来のレオンは、食事やお茶を重ねながら、少しずつ夫婦として交流を深めるつもりでした。
ところが、2人とも仕事が忙しすぎました。
レオンが深夜に屋敷へ戻る頃には、クリスティーヌは眠っています。
クリスティーヌも文官として激務をこなしているため、夫婦でゆっくり話す時間がありません。
その結果、結婚しているのにほとんど交流がないまま、約3年が経過しました。
実際はレオンは寝てる所に寝顔を見に行っています。クリスティーヌは知りませんが。
一緒に働いたことで恋愛感情が育っていった?
正体を知っていたことと、最初から恋愛感情が完成していたことは別です。
レオンはシャルロットと一緒に働くようになり、改めてクリスティーヌの能力や性格を知ります。
- 補佐官として非常に優秀
- 周囲との衝突を避けながら仕事を進められる
- 必要な場面では厳しく対応できる
- 真面目で勤勉
- 仕事以外では照れたり、慌てたりする
寝顔を見に行ったりなどしてるとこを見ると早い段階でクリスティーヌを好きになってる気がしますが、、、、
正体を知っているのに説明しないレオンにも問題はある
レオンが黙っていた理由には、クリスティーヌの仕事を尊重する優しさがあります。
ただし、
「知っているなら早く説明してあげて」
と思った読者も多いのではないでしょうか。
クリスティーヌは、正体がバレることを恐れながら働いています。
一方のレオンは、なぜ彼女が「自分に正体を知られていない」と思っているのか、よく理解できていません。
レオンからすれば、
- 文官試験を受けたことを知っている
- 別名を使っていることも知っている
- 昇進も見守ってきた
- 専任補佐官への推薦も把握している
という状態です。
そのため、妻だと気づいていないはずがないと思っているのでしょう。
しかし、夫婦の交流がほとんどなかったクリスティーヌには、それが伝わっていません。
お互い仕事は非常に優秀なのに、夫婦として必要な会話だけが足りていない。
この噛み合わなさが、本作のラブコメ部分になっています。
4巻を読むとレオンへの印象が変わる

1~3巻のレオンは、何を考えているのか分かりにくい人物でした。
シャルロットにだけ距離が近く、正体を知っているようにも、知らないようにも見えます。
しかし、4巻でレオン視点が描かれたことで、次のことが分かりました。
- シャルロットの正体は最初から知っていた
- クリスティーヌの文官としての成長を見守っていた
- 妻の仕事に夫として介入しないようにしていた
- 専任補佐官になったのはクリスティーヌ自身の実力
- 一緒に働く中で恋愛感情が強くなった
- 国の恋愛至上主義を変えるために動いていた
正体を隠している妻をからかうだけの余裕ある男性ではありません。
妻の生き方を尊重しながら、宰相として国の問題にも向き合っていました。
4巻まで読むと、1~3巻で描かれた行動をもう一度確認したくなります。
同じ場面でも、レオンがすべて知っていたと考えると、表情や言葉の意味が変わって見えるからです。
まとめ|レオンは専任補佐官になる前から正体を知っていた
レオンは、シャルロットと働く途中で正体に気づいたわけではありません。
正確な瞬間は明示されていませんが、クリスティーヌが文官試験を受け、別名で働き始めたことを把握しています。
そのため、
専任補佐官として一緒に働き始める前から、シャルロット=クリスティーヌだと知っていた
と考えられます。
それでも知らないふりを続けたのは、クリスティーヌが一人の文官として働ける環境を守るためです。
一方のクリスティーヌは正体を隠せていると思い、必死に平静を装っていました。
この認識の違いが、2人のすれ違いと面白い掛け合いを生んでいます。
4巻は単なる答え合わせではありません。
レオンがクリスティーヌの仕事を尊重していたことや、一緒に働くうちに本当に惹かれていったことまで分かります。
1~3巻を読んで、
「レオンはどこまで気づいているの?」
と思った方には、ぜひ4巻まで読んでほしいです。
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出会った時から家や成績全てを把握し、論文さえも面白いと情報を網羅していた。初めて出会った時の会話時に自分に(媚びない)(思考が面白い)(恋愛至上主義が嫌い)などなど重なり興味を持つ。