【お求めいただいた暴君陛下の悪女です】7巻の感想・あらすじ ラースが優秀な秘書官クロエを救う!

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こんにちは、くろしろです。

コミックシーモアを中心に、これまで20万円以上漫画を読んできました。

今回紹介するのは、『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』7巻です。

6巻では、スコルピオン帝国で発生した革命の裏側を暴き、冤罪をかけられた女帝レイラをラースが救いました。

7巻では、その功績によってラースが大きな利益を獲得。さらにヴェルソ王国へ向かい、ニコラに利用されるはずだった優秀な秘書官クロエを先に引き抜きます。

政治的な成果だけでなく、ラースを心配するゼフォンの感情にも大きな変化が見られる巻でした。

※ここからは7巻のネタバレを含みます。

関連記事:【お求めいただいた暴君陛下の悪女です】6巻の感想・あらすじ

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『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』7巻のあらすじ

スコルピオン帝国で起きた革命を阻止したラース。

その功績により、シャリオルトはスコルピオン帝国が保有する油田の3割を獲得します。

さらにラースは、妹のニコラがヴェルソ王国から優秀な秘書官を迎えようとしているという噂を耳にします。

自分と同じように、能力だけを利用される人間を増やしたくないラースは、その秘書官をニコラより先に引き抜くことを決意。

ゼフォンとともにヴェルソ王国へ向かい、色街で働かされていた元宮廷秘書官クロエを見つけ出します。

革命阻止の報酬として油田の3割を獲得

ラースがスコルピオン帝国の革命を阻止したことで、シャリオルトは同国が保有する油田の3割を獲得しました。

燃料自給率が低く、スコルピオン帝国からの供給に依存していたシャリオルトにとって、非常に大きな成果です。

ラースはレイラを救っただけでなく、自国のエネルギー問題まで改善しました。

レイラとラースの仲は相変わらず良いとはいえません。

しかし、命を懸けて革命を止めたラースの能力と行動について、レイラも少しは認めたようです。

ゼフォンによれば、ラースはレイラに気に入られたとのこと。

表面上は険悪でも、互いの実力を認め合う二人の関係が印象に残りました。

ラースの小さな傷に動揺するゼフォン

ゼフォンは、ラースの指にできた些細な傷を見ただけで動揺します。

これまでのゼフォンは、周囲の人間が傷ついても簡単には感情を表に出しませんでした。

そのゼフォンが、小さな傷を負ったラースを見て平静を失いかけています。

ゼフォン自身も、自分の中に生まれた感情の変化に気付き始めているようです。

まだ素直に好意を伝える段階ではありませんが、ラースがゼフォンにとって特別な存在になっていることは間違いありません。

同じ部屋で過ごした際にも身体を重ねることはなく、ゼフォンはラースを抱きしめています。

欲望だけではなく、ラースの存在そのものを求め始めているように見えました。

皇妃として認められたラースに届くニーナの招待状

これまで数々の功績を残してきたラースは、周囲から正式に皇妃として認められるようになります。

貴族たちからのお茶会の誘いも増え、以前とは異なり、周囲の人間もラースへ好意的に接するようになりました。

そんな中、第二夫人ニーナからお茶会の招待状が届きます。

ラースは周囲の貴族たちに、それとなくニーナの話題を振ります。

しかし、誰も詳しいことを話そうとせず、気まずそうな表情を浮かべるだけでした。

その反応を見たラースは、すぐに招待へ応じるのではなく、しばらく様子を見ることにします。

このニーナからの招待状が、8巻の騒動につながる重要な前振りになっています。

バザロフがラースを被検体として狙う

元宮廷医師のバザロフは、幼少期のゼフォンを知っていました。

バザロフは現在のゼフォンに対し、前皇帝の傀儡だと揶揄します。

さらにバザロフは、強い魔力と毒への耐性を持つラースを、貴重な被検体として見ていました。

ラースを一人の人間ではなく、研究対象として扱おうとするバザロフ。

その態度に対し、ゼフォンは明らかな不快感を示します。

ラースを誰かに奪われたり、傷つけられたりする可能性を、ゼフォンは以前より強く警戒するようになっています。

ニコラより先に優秀な秘書官を引き抜く

ラースは、妹のニコラがベリエで優秀な秘書官を雇おうとしているという噂を耳にします。

対象となっているのは、ヴェルソ王国で宮廷秘書官を務めていた女性でした。

優秀な人間がニコラに雇われれば、自分と同じように能力を利用され、陰で使い倒される可能性があります。

前世の経験から、その未来を想像したラースは、秘書官を先に引き抜きたいとゼフォンへ相談しました。

ラースの能力を認めているゼフォンは、すぐにヴェルソ王国へ向かうための手配を整えます。

今回はラース一人ではなく、ゼフォンも同行することになりました。

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ゼフォンから贈られたバングル

ヴェルソ王国へ到着したラースは、外の景色に目を奪われます。

その様子を見たゼフォンは、ラースへ一緒に街を歩くかと提案しました。

ラースはデートのような状況に少し緊張しますが、すぐに秘書官を探すという本来の目的へ意識を戻します。

情報収集の結果、探している女性の名前がクロエであることが判明。

クロエは元宮廷秘書官でしたが、現在は王宮へ戻れないよう根回しされ、色街で働いていました。

本屋を出たあと、ゼフォンはラースへバングルを贈ります。

そして「外すなよ」と強く念を押しました。

ラースを守るための意味が込められているようですが、ゼフォンから直接贈り物を渡す場面は、二人の距離が縮まったことを感じさせます。

色街でラースがクロエを救う

ラースは護衛を引き連れ、クロエが働いている色街へ向かいます。

そこで目にしたのは、クロエへ雑な対応をするラースの弟エリクでした。

クロエは目の前にいたラースへ、一晩自分を買ってほしいと頼みます。

それに対し、ラースは微笑みながら答えました。

「買うわ。一晩で終わらせないけど」

クロエを一晩だけ買うのではなく、その人生ごと救い出すことを示した言葉です。

ラースらしい自信と格好良さが詰まった場面でした。

クロエが色街で働いていた理由

クロエは、宮廷秘書官として働いていた頃の事情をラースへ話します。

成り上がりの将軍から言い寄られたクロエは、その誘いを拒否。

すると将軍によって冤罪をかけられ、多額の罰金まで負わされました。

さらにクロエには、病気を抱えた弟がいます。

弟を病院へ通わせるためにお金を使い続けた結果、クロエの資金は底をついてしまいました。

ベリエで働けば弟を治療すると持ちかけられていましたが、実際には弟を人質にされた状態です。

事情を聞いたラースは、クロエを自分の秘書官として雇うと宣言。

もちろん、病気の弟も一緒に引き取ります。

自分と同じように冤罪で苦しめられ、能力を利用されようとしているクロエを、ラースは見捨てませんでした。

ヴェルソ王国のパーティーでエリクと対峙

クロエを加えたラースたちは、ヴェルソ王国のパーティーへ出席します。

元宮廷秘書官であるクロエを確保したことは、ヴェルソ王国の内情を把握できる優秀な人材を得たということでもあります。

ラースの弟エリクは、クロエをベリエで雇い入れると啖呵を切りました。

しかし、クロエの後ろにいるのはシャリオルト皇帝ゼフォンです。

相手がゼフォンだと分かると、エリクはすぐに引き下がりました。

エリクの目には、ラースがゼフォンのそばで縮こまっているように見えていたようです。

しかし、実際のラースはゼフォンに守られているだけの存在ではありません。

政治、外交、魔力のすべてで結果を残し、ゼフォンから唯一無二の皇妃として認められています。

エリクがラースの本当の立場を理解していないことが分かる場面でした。

7巻を読んだ感想

7巻では、革命を止めたラースが油田の3割を獲得し、国家に大きな利益をもたらしました。

それだけでも十分な功績ですが、今回特に印象に残ったのはクロエを救う場面です。

クロエが冤罪によって職と立場を奪われたと知り、ラースは迷わず手を差し伸べました。

ラース自身も、前世では身に覚えのない罪によって処刑されています。

そのため、冤罪で苦しむ人間を見捨てることができません。

レイラを助けた理由と同じく、今回の行動にもラースが隠し持っている優しさが表れていました。

また、ゼフォンの変化も見逃せません。

ラースの指の傷に動揺し、バングルを贈り、夜にはラースを抱きしめる。

以前のゼフォンでは考えられなかった行動が増えています。

ラースが自分の価値を証明していく物語と同時に、感情を持たなかったゼフォンがラースによって変わっていく物語でもあると感じました。

7巻のまとめ

『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』7巻では、ラースがスコルピオン帝国の油田3割を獲得し、ヴェルソ王国から優秀な秘書官クロエを連れ帰りました。

今回の注目ポイントは次のとおりです。

  • 革命阻止の報酬として油田の3割を獲得
  • ラースとレイラが少しずつ互いを認め始める
  • ゼフォンがラースの小さな傷に動揺する
  • 第二夫人ニーナから招待状が届く
  • ゼフォンがラースへバングルを贈る
  • 冤罪で色街へ追いやられたクロエを救う
  • クロエと病気の弟をシャリオルトへ迎える

ラースが皇妃として認められる一方で、第二夫人ニーナという新たな火種も動き始めています。

7巻でクロエが仲間になり、ニーナから招待状が届いたことで、8巻へのつながりも非常に自然です。

関連記事:【お求めいただいた暴君陛下の悪女です】8巻の感想・あらすじ

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