『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』に登場するフジミヤ家は、隣の大陸にあるヨウ国の王族です。
リクヤ・マイカ・タカオの3人は、クーデターによって国を追われ、サマフォースへ渡ってきました。
この記事では、次の疑問を整理します。
- フジミヤ家は何者?
- リクヤ・マイカ・タカオはどんな人物?
- なぜリクヤは龍絶刀にこだわる?
まずは3人の関係と能力を紹介し、後半で漫画17巻の事件と見どころを解説します。
※後半には、誘拐事件の結末を含むネタバレがあります。
Table of Contents
フジミヤ家とは?ヨウ国を追われた王族
フジミヤ家はヨウ国の王族で、リクヤ・マイカ・タカオは異母きょうだいです。
ブルーダイヤモンドの装飾は、彼らが王族であることを示すもの。リクヤは、王家に伝わる「龍絶刀」も携えています。
| 人物 | 年齢 | 特徴 |
|---|---|---|
| リクヤ・フジミヤ | 18歳 | 全体の能力が高い万能型 |
| マイカ・フジミヤ | 17歳 | 知略に優れた軍師向きの人物 |
| タカオ・フジミヤ | 16歳 | 武勇に優れた戦闘向きの人物 |
※年齢・能力は、漫画17巻の鑑定場面を基準にしています。
リクヤ・マイカ・タカオの能力
リクヤ|突出した弟妹の間に立つ万能型
リクヤは、統率・武勇・知略・政治のすべてが平均以上の人物です。
| 能力 | 現在値 | 最大値 |
|---|---|---|
| 統率 | 60 | 75 |
| 武勇 | 68 | 75 |
| 知略 | 63 | 75 |
| 政治 | 65 | 75 |
不得意が少なく、幅広い仕事を任せられる能力を持っています。
ただし、知略に特化したマイカ、武勇に特化したタカオと比べると、突出した強みは見えにくい人物でもあります。この違いが、リクヤ自身の悩みにもつながっています。
マイカ|知略90・計略適性Sの軍師候補
マイカは、知略と政治に優れています。
| 能力 | 現在値 | 最大値 |
|---|---|---|
| 統率 | 12 | 22 |
| 武勇 | 9 | 15 |
| 知略 | 90 | 99 |
| 政治 | 71 | 91 |
計略適性はS、兵器適性はA。自分で前線に立つよりも、作戦を考えたり、知識を使って味方を支えたりする役割に向いています。
知略は登場時点ですでに90。将来性だけでなく、現時点でも高い能力を持つ人物です。
タカオ|武勇90・歩兵適性Sの戦闘型
タカオは、武勇に優れた人物です。
| 能力 | 現在値 | 最大値 |
|---|---|---|
| 統率 | 44 | 79 |
| 武勇 | 90 | 99 |
| 知略 | 12 | 21 |
| 政治 | 10 | 25 |
歩兵適性はS、騎兵・弓兵適性はA。戦場で力を発揮できる素質があります。
マイカが頭脳を担うなら、タカオは武力を担う存在。3人を並べると、それぞれ違う役割を持てることが分かります。
なぜフジミヤ家はサマフォースへ来た?
※ここからは、フジミヤ家の事情と事件の結末に触れます。
3人はクーデターで故郷を追われ、助けを求めてサマフォースへ渡ってきました。
リクヤは正妻の第5男として生まれ、王位継承の順位は高くありませんでした。しかし、臣下の裏切りによって兄弟を殺され、母も王座を奪った人物の妻にされ、自由を奪われてしまいます。
残された家族を助けたい。その思いが、3人が異国へ渡る理由でした。
単に身の安全を求めて逃げてきたのではなく、故郷に残した母を救いたいという目的があります。
龍絶刀は、リクヤにとってどんな存在?
リクヤにとって龍絶刀は、自分が王族であることを支える大切な証です。
能力の高いマイカとタカオに対し、リクヤは自分を平凡だと考えています。アルスの鑑定では十分に優秀でも、本人はそう受け止められていません。
そのため、刀を失えば、自分が王族であることを示すものまで失ってしまうと考え、龍絶刀に固執します。
ここで印象的なのが、アルスの言葉です。
「僕が領主でいられるのはそう信じてくれる人がいるからです」
モノで証明しないと自信が持てないリクヤとは対照的に自分を信じてくれる人がいるからこそ自分は領主だと言い切れるアルス。
誘拐事件ではトーマスとザットが活躍

フジミヤ家編は、トーマスとザットの活躍にも注目したいエピソードです。
アルスたちは盗賊団にさらわれますが、救出を考える側には問題がありました。ミレーユはランベルクに、ロセルは外交に出ており、作戦を立てる軍師が不在だったのです。
そこで、トーマスが協力を申し出ます。
野営の痕跡に残された鍋が鉄ではなく鋼であることから、サイツの関与を推測。盗賊団の正体は、ボロッツにそそのかされたサイツの敗残兵でした。
救出には潜入が必要となり、その役目をザットが担います。ザットは時限式の魔法起爆装置を設置し、爆発に合わせてアルスたちの救出を図ります。
力のある仲間がいても、全員が同じ仕事をできるわけではありません。状況に合う人物を選ぶ面白さも、この事件の見どころです。
リクヤが気づいた、刀より大切なもの

事件の終盤、リクヤはマイカとタカオの存在の大きさに気づきます。
脱出の最中に龍絶刀が落ち、マイカとタカオは危険を承知で取りに戻ります。
2人は、リクヤとアルスの会話を聞いていました。リクヤが自分を平凡だと思い、刀を心の支えにしていることを知っていたのです。
だからこそ、リクヤが大切にする刀を取り戻そうとします。
しかし、2人が命を危険にさらす姿を見て、リクヤは気づきます。自分には、刀以上に失いたくない家族がいることに。
個人的には、ここがフジミヤ家編で特に印象に残る場面です。
マイカとタカオの能力が高いことは、最初の鑑定で分かります。しかし、リクヤにとっての2人の大切さは、能力値だけでは説明できません。
崩落した城から見つかった龍絶刀は、刃こぼれもなく地面に刺さっていました。刀が残ったことに加え、リクヤ自身の受け止め方が変わった点にも意味を感じます。

まとめ|能力の違いだけでなく、3人の絆に注目

フジミヤ家の3人は、ヨウ国を追われてサマフォースへ渡ってきた王族です。
- リクヤは、幅広い能力を持つ万能型
- マイカは、知略に優れた軍師向き
- タカオは、武勇に優れた戦闘型
クーデターにより家族を失い、母親救出のため、サマフォースに来る。龍絶刀は自信が持てないリクヤにとって王族の証。
- リクヤにとって最も大事なものは「龍絶刀」ではなく、タカオとマイカに気付く
- アルスの客将として仕える
このフジミヤ家の話は良い話でした。今後ヨウ国と絡みがあるかもしれませんが現在判明している情報ではそこまでは明らかになっていません。
アルスがピンチの時に3人の知恵で窮地を脱したのはもう少し先の話になります。












