『真・女神転生V Vengeance』レビュー|育成・収集好きなら買って後悔しないRPG

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こんにちは。

普段はゲーム記事を書いたり、コミックシーモアで漫画を読んだりしている「くろしろ」です。

今回は、Steamセールを待ってようやく購入した。

『真・女神転生V Vengeance』をレビューします。

先に結論をいうと、私はかなり楽しめました。

特に、

  • モンスターを集めるのが好き
  • 好きな仲間を育成したい
  • 属性やスキルを考えて戦いたい
  • ポケモンやデジモンが好き

という方にはおすすめしやすい作品です。

一方で、ポケモンの個体値厳選や対人戦のように、1体の仲間を細かく突き詰めたい方には少し物足りない部分もあります。

購入を迷っている方の参考になればうれしいです。

筆者が普段遊ぶゲーム

私が普段遊んでいるゲームは次のとおりです。

  • モンスターハンターシリーズ:歴20年
  • デジモンシリーズ
  • ポケモンシリーズ
  • 真・三國無双シリーズ
  • パワプロシリーズ
  • 桃太郎電鉄
  • スマートフォンゲーム

特にモンスターの収集や育成が好きです。

そのため今回のレビューも、ストーリーより、

「仲魔集めと育成がどれだけ楽しめるか」を重視して評価しています。

結論|育成・収集好きなら買って後悔しにくい

私個人の評価は、★★★★★です。

体験版だけで約20時間遊び、友人から、

さすがにもう買えよ!」と言われるくらいハマりました。

ただし、すべての人に向けた総合評価としては、★★★★☆とします。

理由は、育成ゲームとして楽しい一方で、個体差や対人戦がなく、ポケモンとは育成の方向性が大きく違うからです。

『真・女神転生V Vengeance』は、1体の仲魔を厳選して育てるゲームというより、

仲魔を集め、合体とスキル継承を繰り返しながらパーティー全体を強化するゲーム

です。

この育成方法が自分に合うかどうかで、評価が分かれると思います。

『真・女神転生V Vengeance』とは

『真・女神転生V Vengeance』は、主人公と仲魔で最大4人のパーティーを組み、荒廃した東京を探索するRPGです。

主人公は「ナホビノ」という存在になり、神や悪魔をめぐる戦いに巻き込まれていきます。

真・女神転生シリーズからは、次のような関連シリーズも生まれています。

  • ペルソナシリーズ
  • デビルサマナーシリーズ
  • デビルチルドレンシリーズ

私は世代的に『真・女神転生 デビルチルドレン 黒の書』を遊んでいました。

そのため、同じ悪魔が登場する作品を久しぶりに遊べたことにも懐かしさを感じました。

無印版とVengeanceの違い

『真・女神転生V Vengeance』は、2021年にNintendo Switchで発売された無印版『真・女神転生V』を拡張した作品です。

単純に追加ストーリーを収録しただけではなく、悪魔、探索、戦闘、育成などにも新要素が追加されています。

比較項目真・女神転生V・無印版真・女神転生V Vengeance
発売年2021年2024年
収録ストーリー創世の女神篇創世の女神篇+復讐の女神篇
新規ストーリーなし復讐の女神篇を追加
主な新キャラクターなし尋峯ヨーコ、カディシュトゥなど
登場悪魔約200体270体以上
ユニークスキルなし全仲魔に追加
悪魔の裏庭なしあり
フィールド基本マップ新規エリア・探索要素を追加
対応機種Nintendo SwitchSwitch・PS4・PS5・Xbox・PC
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Vengeanceでは、ゲーム開始時に次の2つから物語を選択します。

  • 無印版の物語を楽しめる「創世の女神篇」
  • 新しい物語を楽しめる「復讐の女神篇」

復讐の女神篇は、途中まで似た展開を含みますが、中盤以降は創世の女神篇から大きく変化します。

現在から購入するなら、基本的には無印版ではなく、

『真・女神転生V Vengeance』を選べば問題ありません。

『真・女神転生V Vengeance』の良かった点

私が実際に遊んで感じた良かった点は、次の4つです。

  • 仲魔を収集する楽しさがある
  • 仲魔の編成と育成が楽しい
  • やり込み要素が多い
  • 移動とレベル上げが快適

順番に紹介します。

270体以上の仲魔を収集できる

本作には、270体以上の悪魔が登場します。

悪魔を仲魔にする主な方法は、次の3つです。

  • 戦闘中の会話・交渉
  • 悪魔合体
  • クエストやDLCの報酬

悪魔との交渉は、毎回成功するわけではありません。

お金やアイテムを要求されたうえで断られることもあり、正直にいうと面倒に感じる場面もあります。

ただし、簡単に仲魔にならないからこそ、交渉が成功したときの達成感もあります。

悪魔にはポケモンのような個体値がなく、同じ種類の悪魔を何匹も厳選する必要はありません。

一方で、基本的に同じ悪魔を複数体ストックすることはできないため、合体に使った悪魔が再び必要になった場合は、悪魔全書(お金)や再入手が必要です。

私は悪魔全書を埋めるために、かなりの時間を使っています。

しかし、収集好きな私にとっては、この作業も含めて楽しい部分でした。

※悪魔全書はお金さえ払えば持っていた悪魔を合成で何度でも使用できるシステムです。

仲魔の編成とスキル構成が楽しい

本作の仲魔には、次のような役割があります。

  • 物理攻撃
  • 魔法攻撃
  • 回復
  • 強化・バフ
  • 弱体化・デバフ
  • 状態異常
  • 属性攻撃
  • 属性耐性

戦闘に出せるのは、主人公を含めて4人です。

しかし、1つのパーティーだけですべての敵に対応するのは難しく、戦闘中にも仲魔を交代しながら戦います。

私は難易度ノーマルで遊んでいますが、ボス戦では何度も仲魔を入れ替えています。

この交代を面倒と感じる人もいると思います。

ただし私は、

敵に合わせてパーティーを組み替えること自体が、本作の面白さ

だと感じました。

プレスターンバトルの戦略性が高い

本作では「プレスターンバトル」という戦闘システムが採用されています。

簡単に説明すると、敵の弱点を突けば行動回数を節約でき、攻撃を外したり無効化されたりすると行動回数を失う仕組みです。

そのため、単純にレベルと攻撃力が高ければ勝てるわけではありません。

例えば、火炎属性が弱点の敵には火炎スキルを使い、こちらが弱点とする属性を使う敵には耐性を持つ仲魔を編成します。

逆に属性を考えずに攻撃すると、こちらの行動回数が減り、そのまま一気に崩されることもあります。

敵の属性、耐性、行動パターンを見ながら戦う必要があるため、一般的なコマンド式RPGより緊張感があります。筆者もレベリング大好きマンなので圧倒的レベル差があるにも関わらず弱点攻撃+状態異常で壊滅した経験があります。

悪魔合体とスキル継承が楽しい

悪魔合体では、複数の仲魔を素材にして、新しい仲魔を作れます。

さらに、合体元の悪魔が持っているスキルを、合体後の悪魔へ引き綅ぐことも可能です。

例えば、

  • 攻撃特化の悪魔
  • 回復もできる攻撃役
  • 属性耐性を補った悪魔
  • バフとデバフに特化した悪魔

など、自分のパーティーに合わせてスキルを構成できます。

また、Vengeanceではすべての仲魔に「ユニークスキル」があります。

ユニークスキルは自由に継承できる通常スキルとは違い、その悪魔を採用する意味を作る固有能力です。

単純にレベルとステータスだけで仲魔を選ぶのではなく、

ユニークスキルを含めてパーティー全体を組み立てるという楽しみがあります。

やり込み要素が多い

私は体験版だけで約20時間遊びました。

進行が遅かったこともありますが、それだけ寄り道できる内容が多かったということでもあります。

主なやり込み要素は次のとおりです。

  • 270体以上の悪魔収集
  • 悪魔全書の登録
  • 悪魔合体
  • スキル構成
  • サブクエスト
  • マップ探索
  • ミマン集め
  • 御厳集め
  • ボス戦用のパーティー構築
  • 高難度ボスへの挑戦
  • 複数ルートの攻略

ポケモンやデジモンなど、長く遊ばれている育成ゲームには、共通して多くのやり込み要素があります。

『真・女神転生V Vengeance』にも、収集、育成、合体、編成、探索がしっかり用意されています。

ストーリーだけを急いで進めることもできますが、寄り道を始めるとプレイ時間が大きく伸びる作品です。

ファストトラベルが使いやすい

本作では「回帰のピラー」を使用すると、直前に利用した龍穴へ戻れます。

回帰に専用アイテムやお金は必要ありません。

さらに龍穴では「龍脈渡り」を利用でき、一度訪れた龍穴へ移動できます。

そのため、

  • 回復したい
  • 仲魔を合体したい
  • セーブしたい
  • 別の場所へ移動したい

という場合も、比較的簡単に拠点へ戻れます。

広いマップを何度も徒歩で往復させられるゲームではないため、探索型RPGとしては快適です。

御魂DLCを使うとレベル上げを短縮できる

本作には、経験値やお金などを獲得しやすくする御魂関連の追加コンテンツがあります。

御魂の出現率を上げることで、通常よりもレベル上げや資金集めを短縮できます。

私はデジタルデラックスエディションを購入したため、御魂関連DLCも利用しています。

実際に使ってみると、通常戦闘だけでレベルを上げるよりもかなり効率的です。

ただし、御魂を利用しすぎると、レベルが上がりすぎて通常戦闘の緊張感が薄くなる可能性があります。

そのため、

  • レベル上げの時間を短縮したい人
  • 社会人でプレイ時間が少ない人
  • 育成と合体を優先したい人

には向いています。

反対に、通常のゲームバランスを楽しみたい人は、最初から使いすぎない方がよいでしょう。

DLC悪魔は無課金で入手できるのか

デジタルデラックスエディションには、追加のサブクエストや悪魔に関係するDLCも含まれています。

対象クエストをクリアすると、追加悪魔と戦ったり、仲魔として解禁したりできます。

解禁後は特殊合体などで再作成できますが、

DLC限定クエストの悪魔は、通常版だけでは解禁できません。

そのため、追加悪魔が欲しい場合は、通常版にDLCを追加するか、デジタルデラックスエディションを選ぶ必要があります。

ただし、本編だけでも270体以上の悪魔が登場するため、初心者が最初からデラックス版を買わなければ楽しめないわけではありません。

セール価格とDLC内容を比較して決めるのがおすすめです。

『真・女神転生V Vengeance』の気になった点

私が気になった点は、次の3つです。

  • 仲魔に個体差がない
  • 1体を突き詰める育成幅は狭い
  • 悪魔の裏庭での会話が面倒

ゲームとして致命的な欠点ではありません。

ただし、ポケモンの個体値厳選や対人戦が好きな人は、購入前に理解しておいた方がよい部分です。

仲魔に個体差がない

本作では、同じ種類の悪魔であれば、ポケモンの個体値のようなランダムな能力差は基本的にありません。

厳選作業が必要ないため、すぐに育成や合体へ進める点は長所です。

しかし、厳選が好きな人にとっては物足りなく感じます。

ポケモンでは、個体値や性格などを確認し、理想の個体を求めて育成します。

理想に近い個体を入手したときや、わずかな能力差で対戦に勝ったときには大きな達成感があります。

一方、本作では野外で同じ悪魔を何度仲魔にしても、大きな個体差はありません。

そのため、個体値厳選のような、

同じモンスターを何度も入手する楽しさを求める人には合わない可能性があります。

1体を突き詰める育成幅はやや狭い

本作では、スキル構成や香による能力強化ができます。

そのため、好きな悪魔を強化して長く使うことは可能です。

ただし、同じ悪魔を繰り返し合体させることで、能力やスキルレベルが際限なく上昇するようなシステムではありません。

同じ悪魔を同じように育てた場合、最終的な性能も似たものになりやすいです。

私としては、

  • 繰り返し合体による能力補正
  • 合体回数によるボーナス
  • スキル熟練度
  • 個体ごとの成長傾向
  • 転生による能力継承

などがあれば、さらに育成の幅が広がったと思います。

本作は1体を何十時間も厳選するゲームではなく、

さまざまな悪魔を作り、状況に合わせて使い分けるゲームと考えた方が合っています。

悪魔の裏庭での会話が面倒

「悪魔の裏庭」では、仲魔と会話したり、仲魔同士のやり取りを見たりできます。

仲魔への愛着を深めたい人にはうれしい要素です。

一方、私は未読表示や「!」マークが残っていると気になるため、表示されるたびに裏庭へ移動していました。

裏庭に移動し、対象の悪魔まで近づいて会話する必要があるため、何度も繰り返すと少し面倒です。

私は大人になってから、ゲームのストーリーや会話を飛ばすことが増えました。

そのため、悪魔との会話を楽しむよりも、

「表示を消すために確認しなければならない」

という感覚が強くなってしまいました。

ただし、これは完全に好みの問題です。

好きな悪魔との会話や関係性を楽しみたい人には、むしろ長所になると思います。

ポケモン・ドラクエモンスターズとの育成比較

『真・女神転生V Vengeance』の育成システムを、ポケモンとドラクエモンスターズシリーズと比較しました。

シリーズや作品ごとに細かな違いはありますが、大まかな育成傾向は次のとおりです。

育成要素ポケモンドラクエモンスターズ真・女神転生V Vengeance
個体値・個体差×
努力値・能力振り×
配合・合体による強化×
技・スキル構成
技・スキル継承
固有能力
属性・耐性の重要性
アイテムによる能力強化
対人戦×
収集要素
1体を突き詰める育成
パーティー全体の編成

簡単に分けると、

  • ポケモン:1匹を厳選して突き詰める
  • ドラクエモンスターズ:配合を重ねて強いモンスターを作る
  • 真・女神転生V Vengeance:合体とスキル継承でパーティーを作る

という違いがあります。

本作には個体値や努力値はありません。

ただし、香を使用して能力を底上げできるため、好きな悪魔を強化して使い続けることは可能です。

「好きな悪魔だけでパーティーを作りたい」という遊び方もできます。

『真・女神転生V Vengeance』がおすすめな人

本作は、次のような人におすすめです。

  • モンスター育成が好き
  • モンスター収集が好き
  • ポケモンやデジモンが好き
  • 仲間を合成して強化したい
  • スキル構成を考えるのが好き
  • 属性相性のある戦闘が好き
  • 1人でじっくり遊びたい
  • 寄り道ややり込みが好き

特に、

新しい仲魔を作るたびに編成を考え直すことを楽しめる人

には向いています。

戦闘では敵の弱点や耐性を考える必要があるため、通常戦闘も完全な作業にはなりにくいです。

収集、合体、育成、戦闘の流れがうまくつながっており、気づくと長時間遊んでしまいます。

購入をおすすめしにくい人

反対に、次のような人にはおすすめしにくいです。

  • 個体値厳選が好き
  • 同じ仲間を何体も比較したい
  • 対人戦を中心に遊びたい
  • 1体を何十時間も突き詰めたい
  • 暗い世界観が苦手
  • 属性やスキルを考えるのが面倒
  • 戦闘で何度も仲魔を交代したくない

本作は戦略性がありますが、シミュレーションゲームのようにマップ上で細かく部隊を動かすゲームではありません。

あくまでコマンド式RPGの中で、属性、耐性、スキル、仲魔交代を考える作品です。

そのため、ガチガチの戦略シミュレーションを期待すると、少し方向性が違うと思います。

体験版から始めるのがおすすめ

『真・女神転生V Vengeance』には体験版があります。

ゲーム序盤をプレイでき、セーブデータを製品版へ引き継げます。

購入を迷っている場合は、まず体験版で次の部分を確認してください。

  • 暗い世界観が合うか
  • コマンド式戦闘を楽しめるか
  • 悪魔交渉が面倒ではないか
  • マップ探索を楽しめるか
  • 合体と育成に興味を持てるか

私は体験版だけで約20時間遊べました。

ここまで遊べた時点で、私にはかなり合っている作品だったと思います。

まとめ|育成の方向性が合えば長く遊べる良作

『真・女神転生V Vengeance』を実際に遊んだ私の結論は、

育成・収集好きなら買って後悔しにくい良作です。

特に良かった点は、次のとおりです。

  • 270体以上の悪魔を収集できる
  • 悪魔合体とスキル継承が楽しい
  • 属性相性を考える戦闘が面白い
  • ユニークスキルで仲魔ごとの役割がある
  • 探索やファストトラベルが快適
  • サブクエストや収集要素が多い

一方で、次の点は人を選びます。

  • 仲魔に個体差がない
  • 対人戦がない
  • 1体を厳選する育成には向かない
  • 悪魔の裏庭での会話が面倒に感じることがある

ポケモンのように1匹を厳選するゲームではありません。

しかし、

集めた悪魔を合体させ、スキルを継承し、次の仲魔へつなげていく楽しさ

があります。

Steamではセール対象になることもあるため、通常価格が高いと感じる場合は、体験版を遊びながらセールを待つのもよいでしょう。

モンスター収集、育成、パーティー編成が好きな方は、ぜひ購入候補に入れてみてください。

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Nintendo Switch版

PlayStation 4版

※現在から購入する場合は、無印版ではなく『真・女神転生V Vengeance』を推奨します。

※価格やセール内容、DLCの販売状況は、購入時点の各ストアで確認してください。

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