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こんにちは、くろしろです。
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』について調べると、
- 韓国漫画を日本語に翻訳した作品
- 韓国のWeb小説が原作
- 韓国版ではすでに完結している
といった情報を見かけることがあります。
私も作品について記事を書く中で気になったため、作者・制作会社・公式発表・韓国の配信ページまで確認しました。
結論からお伝えすると、『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』は日本発のSMARTOONです。
韓国作品を日本語へ翻訳したものではなく、韓国のWeb小説をコミカライズした作品でもありません。
ただし、日本より先に韓国で配信された経緯があるため、韓国作品だと誤解されやすくなっています。
この記事では、原作国や制作会社、韓国での配信状況、原作小説と完結に関する情報を整理します。
※本記事の配信状況は2026年9月18日時点で確認したものです。
Table of Contents
結論|日本発だが韓国で先に配信された作品
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』の情報を整理すると、以下のようになります。
| 項目 | 確認できた内容 |
|---|---|
| 原作・脚本 | 天壱先生 |
| 企画・制作 | STRAIGHT EDGE・SORAJIMA |
| 作品形式 | オリジナルSMARTOON |
| 韓国での作品名 | 황제와 함께 타락하겠습니다 |
| 韓国での配信開始 | 2022年10月 |
| 日本での配信開始 | 2023年4月30日 |
| 韓国版の状況 | 連載中 |
| 日本版の状況 | 連載中 |
| 原作となる韓国Web小説 | 公式情報では確認できない |
原作者の天壱先生は日本の小説家・原作者です。
制作を担当するSORAJIMAも、日本で縦読み漫画を制作している会社です。
つまり、作品の原作・企画・制作を確認すると、日本側で作られたオリジナルSMARTOONだと分かります。
一方で、作品が最初に配信されたのは日本ではなく韓国でした。
この「日本で制作された作品が韓国で先に公開された」という少し珍しい経緯が、情報が混乱している大きな原因です。
- 終わっていない!連載中
- 日本発の作品
- 韓国で6ヶ月早く配信された
原作者は日本人作家の天壱先生
本作の原作・脚本を担当しているのは、天壱先生です。
天壱先生は、
『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』
なども手掛けている日本の作家です。
SORAJIMAの公式インタビューでは、『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』について、STRAIGHT EDGEの編集者と話す中で「悪女ものをやりませんか」と提案され、作品を構想したことが語られています。
つまり、韓国の既存小説を翻訳・コミカライズしたのではなく、天壱先生と日本側の編集・制作陣によって企画された作品です。
また、公式のクレジットでも、
- 原作・脚本:天壱
- 企画・制作:STRAIGHT EDGE・SORAJIMA
と記載されています。
なぜ日本作品なのに韓国で先に配信されたのか

本作は2022年10月、韓国のカカオページ・カカオWEBTOONで先行配信されました。
韓国での作品名は、
『황제와 함께 타락하겠습니다』です。
日本語に近い意味へ直すと「皇帝と共に堕落します」といった表現になります。
その後、日本では2023年4月30日から、ピッコマで『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』として独占配信が始まりました。
韓国版の方が日本版より約6か月早く公開されています。
配信順だけを見ると、
韓国版
↓
日本版
となっているため、韓国で作られた漫画が日本へ輸入されたように見えます。
しかし、実際には日本のSORAJIMAが制作した作品を、Webtoon市場の大きい韓国で先行配信した形です。
カカオピッコマの公式発表でも、本作は「株式会社ソラジマ制作」のSMARTOONと明記されています。
参考:カカオピッコマ公式発表
韓国語タイトルは「原題」ではなく韓国配信版のタイトル
検索すると、『황제와 함께 타락하겠습니다』が本作の「原題」として紹介されている場合があります。
しかし、原題という表現を使うと、
「韓国作品を日本語へ翻訳した」と誤解される可能性があります。
正確には、韓国で先行配信された際の韓国語タイトルと表現するのが安全です。
韓国で先に公開されたため、公開時期だけを基準にすれば韓国語タイトルの方が先に世に出ています。
ただし、作品を企画したのは日本人原作者と日本側の制作陣です。
そのため、
- 韓国語タイトル=韓国配信版タイトル
- 日本語タイトル=日本配信版タイトル
- 制作の出発点=日本側
と分けて考える必要があります。
韓国のWeb小説が原作という情報は確認できない
一部の漫画紹介サイトでは、
「韓国のWeb小説『황제와 함께 타락하겠습니다』が原作」
と説明されています。
しかし、公式情報を確認した限り、原作となる韓国Web小説は確認できません。
公式クレジットは天壱先生を「原作・脚本」としており、韓国の小説家や原作小説の名前は記載されていません。
韓国のカカオWEBTOONでも、作者として表示されているのは、
- Tenichi
- Straight Edge
- SORAJIMA
です。
原作小説を漫画化した作品であれば、一般的には原作小説名や小説家がクレジットに記載されます。
しかし本作には、そのような別原作の表記がありません。
したがって、現時点では、
韓国のWeb小説が原作ではなく、天壱先生が原作・脚本を担当したオリジナルSMARTOON
と判断するのが適切です。
「韓国語版が先に公開されたこと」と「韓国の小説が原作であること」は、まったく別の話です。
韓国版は完結しているのか
2026年9月18日時点では、韓国版も完結していません。
韓国のカカオWEBTOON公式ページでは、少なくとも第202話までの配信を確認でき、作品は現在も連載中として掲載されています。
日本版についても、ピッコマで毎週日曜日に更新される連載作品です。
韓国版が日本版より数話先行していますが、物語の最終回まで公開されているわけではありません。
「韓国では完結している」という情報は、過去の休載やシーズン区切り、海外サイトの誤った作品ステータスなどが混同された可能性があります。
少なくとも、公式配信ページを確認する限り、
- 韓国版:連載中
- 日本版:連載中
という状態です。
中国版が完結しているという情報も確認できない
韓国だけでなく、「中国版では最後まで公開されている」という情報を見かける可能性もあります。
しかし、中国版が日本・韓国版より先に完結していると判断できる公式情報は、今回の調査では確認できませんでした。
本作は海外でも配信されていますが、別の国で配信されていることと、原作国であることは同じではありません。
また、非公式の翻訳サイトでは、話数の分割方法が公式版と異なる場合があります。
例えば、公式版の1話を複数に分割すれば、実際よりも話数が多く見えます。
海外サイトの話数や「完結」の表示だけではなく、作者・制作会社・正規配信サービスを確認する必要があります。
韓国作品だと誤解されやすい4つの理由

本作が韓国漫画だと思われやすい理由は、主に4つあります。
1.韓国版が約6か月早く始まった
韓国版は2022年10月、日本版は2023年4月30日に配信が始まりました。
公開順だけを見ると、韓国作品の日本語版に見えます。
2.縦読み・フルカラー形式で作られている
本作は、韓国で広まったWebtoonと同じ縦読み・フルカラー形式です。
ただし、現在は日本企業もSMARTOONやWebtoonを多数制作しています。
作品形式だけでは原作国を判断できません。
3.韓国のカカオページで先行配信された
韓国の大手プラットフォームで先に公開されたため、韓国オリジナル作品として紹介されることがあります。
実際には、日本のSORAJIMAにとって韓国市場へ展開した作品の一つです。
4.韓国語タイトルを原作小説名と誤認された
韓国語の作品ページが先に存在したことで、韓国語タイトルが「原作小説の題名」として広まった可能性があります。
しかし、公式クレジットでは韓国の原作小説は確認できません。
日本発か韓国発かを見分けるときの確認方法
縦読み漫画は複数の国で同時展開されるため、配信アプリだけを見ても原作国を判断できない場合があります。
そのときは、次の順番で確認すると分かりやすくなります。
- 作品の公式クレジット
- 原作者と制作会社
- 出版社や制作会社の公式発表
- 海外版の正規配信ページ
- 配信開始日
個人ブログや漫画紹介サイトだけではなく、公式情報まで確認することが重要です。
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』の場合は、
- 原作・脚本:天壱先生
- 制作:SORAJIMA
- 企画:STRAIGHT EDGE
- 日本での出版社:双葉社
- 韓国版の配信先:カカオページ・カカオWEBTOON
- 日本版の配信先:ピッコマ
という関係になります。
まとめ|日本発の作品だが韓国先行で誤解されている
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』について、確認できた情報をまとめます。
- 日本人作家の天壱先生が原作・脚本を担当
- STRAIGHT EDGEとSORAJIMAが企画・制作
- 韓国の既存Web小説を漫画化した作品ではない
- 韓国版は2022年10月から先行配信
- 日本版は2023年4月30日から配信
- 韓国版と日本版の両方が連載中
- 2026年9月18日時点で韓国版も完結していない
- 韓国語タイトルは「原作小説名」ではなく韓国配信版の作品名
つまり、本作は、
日本で企画・制作され、韓国で先に配信されたオリジナルSMARTOON
です。
韓国で先に公開されたという事実はありますが、それだけで韓国原作の漫画ということにはなりません。
私も好きな作品なので調べたら日本作品で正解でした。
今後も連載状況や公式発表に変化があった場合は、この記事を更新していきます。













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