※本記事は、フジミヤ家の登場後の展開に関するネタバレを含みます。
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』のフジミヤ家は、登場時の事件だけで役目を終える人物たちではありません。
その後は、セノト病に苦しむアルスの救命に関わり、さらにランベルクの統治も担います。
特に印象的なのは、異大陸から来た彼らの知識や経験が、アルスを救うことにつながる点です。
能力の高い人材を集めるだけでなく、違う背景を持つ人材がいることの強さも感じられます。
今回は、フジミヤ家の活躍を紹介しながら、トーマスやミレーユに任された領地についても整理します。
3人の能力や龍絶刀にまつわる出来事は、フジミヤ家とは?3人の能力と龍絶刀にこだわる理由を解説で紹介しています。
Table of Contents
フジミヤ家のその後の活躍は大きく2つ
フジミヤ家の加入後の活躍として、注目したいのは次の2つです。

| 活躍 | 内容 |
|---|---|
| アルスの救命 | セノト病の可能性を指摘し、リクヤの罹患経験が血清による治療につながる |
| ランベルクの統治 | フジミヤ家の3人が担当し、ヴァージが補佐する |
私はこの作品を見ていてこの場面で「○○」がいないと解決難しかっただろ~と思うことが何度かあります。そんな中、今回の毒騒動はリアルに代替不可!フジミヤ家いないと詰んでたと思える活躍でした。
活躍① セノト病に気づき、アルスの命を救う
- アルスが優秀な人間を勧誘
- 勧誘した人材は鑑定眼をかいくぐり毒ナイフで暗殺を決行
- かすっただけだが混濁
- 毒に詳しいエナンが「こんな毒はこの大陸には存在しない」と明言
- トーマスが「なら毒魔法かもしれない」と指摘
- 各々が動き「毒魔法解除」
- しかし、「中毒症状」が残存
- ここで毒+毒魔法の組み合わせに気付く
- エナンは「この大陸には存在しない毒」と言ったのでリクヤも観察
- ヨウ国では周期的に流行る風土病でリクヤも感染した事があり
- 血清も作成可能で無事解毒完了
毒薬が見つからず、毒魔法の解除だけでも回復しない

アルスが毒に苦しむ場面では、原因を突き止めること自体が難航します。
毒薬によるものだと考えても、該当する毒薬が見当たりません。
そこでようやく毒魔法の存在に気づきますが、それでも完全な回復には至りませんでした。
毒魔法を解除すれば、すべて解決するという状況ではなかったのです。
原因に近づいても、まだアルスを救えない。この難しい状況で手がかりを示したのが、フジミヤ家でした。
フジミヤ家がセノト病の可能性を指摘
異大陸から来たフジミヤ家の者たちは、アルスの状態を見て、セノト病ではないかと指摘します。
周囲が毒薬や毒魔法を調べても解決しきれなかったところに、別の知識から答えを示した形です。
さらに、リクヤには過去にセノト病にかかった経験がありました。
その罹患経験が血清の作製につながり、アルスは回復します。
病気を知っている人がいること。そして、その病気にかかった経験を持つリクヤがいること。この2つが救命につながりました。
異大陸の人材がいたからこそ、見つかった解決策
私がこの場面で面白いと感じたのは、アルスの人材集めが、思いがけない形で本人を救うことです。
統率・武勇・知略・政治といった能力は、その人物の強みを知る大切な手がかりです。
しかし、どこで育ち、何を知り、どんな経験をしてきたかは、能力値の高さだけでは分かりません。
今回役に立ったのは、まさにフジミヤ家が持っていた異大陸の知識と、リクヤ自身の経験でした。
同じ地域の人材だけでは気づけなかった問題に、違う背景を持つ仲間が答えを示す。
フジミヤ家を迎え入れたことが、後になってアルス自身の命を救う形で返ってくる。このつながりが印象的です。
活躍② ランベルクの統治を任される
ミレーユの担当変更で、フジミヤ家がランベルクへ

アルスがカナレ郡を獲得した後、ランベルクはミレーユに任されていました。
しかし、そのミレーユがクアット郡を担当することになります。そこで、ランベルクを任せる人材も必要になりました。
新たにランベルクを担うのが、リクヤ・マイカ・タカオの3人と、補佐役のヴァージです。
新しい領地を獲得しても、もともとの領地の仕事がなくなるわけではありません。
統治する範囲が広がるほど、それぞれの場所で仕事を任せられる仲間が必要になります。フジミヤ家は、ここでもアルスを支える役割を持つようになります。
多くは語られていないので考察になりますが最も大切なランベルクを任せるという事は「信頼」されているという事かなと感じました。
出会いの物語から、領地を支える仲間へ
フジミヤ家の登場時は、故郷を追われた事情や、リクヤが龍絶刀にこだわる理由が中心に描かれました。
その3人が、その後はアルスの大切な領地を任される立場になります。
登場時の事件を読んだ後だからこそ、彼らが仲間として役割を持つようになった変化にも注目したくなります。
アルスに助けられる側だった人物たちが、今度はアルスの命と領地を支える側になる。
フジミヤ家の物語が、出会ったときだけで終わらず、その後にもつながっているところが良いですね。
プルレード郡・クアット郡は誰が担当する?
フジミヤ家の働きと合わせて、アルス側の領地の担当も整理します。
| 地域 | 担当する人物 |
|---|---|
| カナレ郡 | アルス・ローベント |
| プルレード郡 | 郡長代理:トーマス・グランジオン |
| クアット郡 | 郡長代理:ミレーユ・グランジオン |
| ランベルク | フジミヤ家の3人。ヴァージが補佐 |
※ランベルクと各郡は地域の規模・区分が異なります。ここでは、それぞれの担当者を確認するために並べています。
トーマスがプルレード郡、ミレーユがクアット郡の郡長代理となり、ランベルクをフジミヤ家たちが支える形です。
アルスが責任を引き受けても、すべての地域の実務を一人で行うわけではありません。
信頼できる仲間に仕事を任せられることが、領地の拡大を支えています。
トーマスとミレーユを新しい領地へ配置できるのも、ランベルクを任せられる人材がいるからこそです。フジミヤ家の働きは、アルス側全体の人材配置にもつながっています。
領地を引き受ける経緯や戦後の方針は、サイツ攻略後の領地は誰が治める?アルスが2郡を引き受けた理由で紹介しています。
まとめ|フジミヤ家の活躍に、人材を集める意味が見える
フジミヤ家は、登場時の事件を経て、アルスを支える仲間として活躍します。
- セノト病の可能性を指摘し、治療の手がかりを示す。
- リクヤの罹患経験が、血清によるアルスの回復につながる。
- ミレーユに代わってランベルクを担い、ヴァージが補佐する。
私が特に印象に残ったのは、アルスの命を救ったのが、フジミヤ家の知識と経験だったことです。
強い人や頭の良い人を集めるだけではなく、幅広い背景を持つ人を迎える。その意味が、具体的な出来事として描かれています。
仲間が増えることで、解決できる問題も、任せられる仕事も増えていく。
フジミヤ家のその後には、『鑑定スキルで成り上がる』の人材集めの面白さが詰まっていると感じました。
登場時の事件から振り返りたい方は、フジミヤ家の能力・事情・龍絶刀のエピソードも合わせて読んでみてください。












