『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』で、情報収集や潜入によってアルスを支えるのが、シャドー傭兵団の団長・ファムです。
私が好きなのは、なつかない猫のような性格なのに、アルスへの信頼が行動に表れているところ。アルスより格上のクランから誘われても断った場面には、ファムが誰についていきたいのかが見えました。
今回は、ファムの得意分野とバルドセン砦攻略での活躍、アルスを選んだ魅力を紹介します。
※コミック9〜10巻を含む、ファムの活躍に関するネタバレがあります。
Table of Contents
結論|ファムは情報収集と潜入で、アルスの作戦を実現する人材
ファムの実績と得意分野を先に整理します。
何をした?
- シャドー傭兵団を率い、アルスの依頼をことごとく遂行。
- バルドセン砦攻略に関わる重要任務をこなす(10巻)
- ロルト城に潜入し、人質にされていたリューパの妻を救出。(10巻)
- クラン(大将)、救出(11巻)。
何が得意?
- 情報収集や斥候によって、相手の状況を調べる。
- 変装や潜入によって、表から近づけない場所へ入り込む。
- 武勇と知略を使い、難しい任務を実行する。
- 影魔法を使い、人物救出など
アルスが人材を見つけ、軍師が作戦を考えても、それを実行できる人が必要です。
私には、ファムがいないと成り立たない場面が非常に多く感じられます。 戦場で大勢を倒す活躍とは違いますが、勝利への道を開く重要な人物です。
ファムとは?酒場のウェイトレスに変装する傭兵団長

ファムは、シャドー傭兵団を率いる男性です。普段は女性に変装し、酒場のウェイトレスとして働いています。
その姿と、裏で難しい仕事をこなす団長としての顔。この違いもファムの面白さです。
ただし、誰にでも愛想よく心を開く人物ではありません。疑り深く、依頼を受ける相手も選びます。私には、簡単にはなつかない猫のように見えます。
だからこそ、ファムの信頼は分かりやすい言葉よりも、引き受ける仕事や選ぶ相手に表れていると感じます。
変装を見抜いたアルスやミレーユを一目置く一方で、アルスとの関係は能力への評価だけでは終わりません。自分に普通に接するアルスに心を開き、やがて傭兵団ごと家臣になります。
この場面は非常に良かったです。
バルドセン砦攻略|リューパを動かすために必要だった救出
ファムの重要性がよく分かるのが、バルドセン砦攻略に関わる働きです。
流れを巻数ごとに整理すると、次のようになります。
- コミック9巻:リューパ・ルーズトンとの交渉。
- コミック10巻:ファムがロルト城へ潜入し、リューパの妻を救出。
リューパは、妻を人質に取られていました。つまり、交渉で協力を求めても、妻の安全が確保できなければ自由に動けません。
この状況では、相手を説得するだけで問題は解決しません。協力できない理由そのものを取り除く必要があります。
そこで重要になるのが、ファムによる救出です。
ロルト城への潜入|交渉を実行につなげる仕事

ファムはロルト城に向かい、人質にされていたリューパの妻を救出します。
私がこの活躍で感じるのは、交渉の裏にある難しい仕事を、実際にやり遂げる人の強さです。
妻を助ければリューパが動けるとしても、救出は言うほど簡単ではありません。人質がいる場所へ入り込み、助け出すところまで成功させる必要があります。
普通の兵士を送るだけで済むなら、ファムのような人材は必要ありません。潜入を任せられるファムがいるから、救出を組み込んだ方針を取れるのだと思います。
リューパへの交渉と、ファムによる妻の救出。この2つがつながることで、砦攻略を進める道が開かれます。
私は、こうした働きを見るたびに「またファムが必要な場面だ」と感じます。目立つ戦果だけで判断すると見落としそうですが、作戦の大事な部分を何度も支えている人物です。
奇襲を防ぐ

大将クランを暗殺しようとするトーマスから影魔法を駆使し助けたファム。
そして、報酬「金貨3袋」を断る姿がかっこよかったです。
テレビアニメでは戸松遥さんが演じているので違和感なく見れます。
クランの誘いを断る|ファムが選んだのはアルス
人物として特に好きなのは、ファムがクランの誘いを断ったところです。
クランは、アルスより格上の立場にいる人物です。勧誘では無いですが「金貨3袋」の報酬を受け取らず「今の雇い主はあんたじゃない」というセリフがカッコいい!(11巻)
この場面には、ファムの中でアルスがどれだけ大きな存在になっているかを感じました。
最初から人懐っこく、主君への好意を表に出す人物なら、残ることも自然に見えるかもしれません。しかし、ファムは簡単に人を信用しない人物です。
そんなファムが、相手の立場だけで動かず、アルスを選ぶ。 ここが私は好きです。
アルスは、ファムの能力を必要とするだけでなく、本人にも普通に接します。仕事柄、依頼主からも距離を置かれてきたファムにとって、その接し方には意味があったのでしょう。
なつかない猫のようだったファムが、自分の意思でアルスのそばを選ぶ。その変化に、人材集めだけでは終わらない、この作品の魅力を感じます。
まとめ|難しい任務を任せられる、アルスに欠かせない存在
ファムの魅力は、次の3点です。
- 情報収集・変装・潜入を得意とし、作戦を実行できる。
- ロルト城での人質救出など、交渉だけでは解決しない問題を支える。
- 簡単には心を開かない人物が、お金よりもアルスを選ぶ。
ファムは、戦いの表に立つだけでは分からないところで、アルスたちを支えています。
私にとっては「この人がいなかったら、どうするのだろう」と思う場面が多い人物です。確かな仕事ぶりと、行動で伝わるアルスへの信頼。その両方が、ファムの大きな魅力だと思います。
アルスの理想の形を作る為に様々な無理難題を解決するカッコよさがある。














シャドーは優秀な集団です。しかし、影で暗躍する事が多く誰からも感謝はされない、、、お金のためなら暗殺もする。けどアルスは普通に接してくれて感謝を伝えてくれる。表向きは「まだ大きくないが大きくなるのを見越して早めに賭ける」と言いますが実際は「悪魔と呼ばれた自分が人間らしくいれると判断したため」